ルーミーのタイヤ空気圧は?14・15インチの指定値と確認方法

ルーミーのタイヤに空気を入れるとき、「260kPaで合っている?」「カスタムG-Tは250kPa?」「ガソリンスタンドまで走った後でも、その数値に合わせていいの?」と迷いませんか?
空気圧は数字が分かっても、測るタイミングや補充方法に悩みやすいものです。
結論からいうと、ルーミーの通常タイヤは165/65R14 79Sなら前後260kPa、175/55R15 77Vなら前後250kPaが正式な冷間指定値です。
どちらも前輪と後輪は同じですが、走行後の温まったタイヤを無条件にこの数値へ合わせるのは避けてください。
そこでこの記事では、実車での指定値の調べ方から、自宅やガソリンスタンドでの点検・補充、空気圧が高い・低いときの判断まで順番に解説します。
私なら、まず自分の車のラベルを確認し、その数値を基準に管理しますね。
- ルーミーのタイヤサイズ別の指定空気圧
- 運転席側の空気圧ラベルの確認方法
- 正しい点検タイミングと実際の測定手順
- ガソリンスタンドでの空気の入れ方
- 空気圧の過不足と異常時の対処方法

- 車買い替え10台以上
- 初代は日産シルビア
- 早い時は1年で買い替えることも
- 燃費重視も乗り心地を優先
- 3級自動車整備士
- 趣味はドライブ

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ルーミーの指定空気圧と確認場所

最初に確認したいのは、グレード名よりも実際のタイヤサイズなんです。
装着タイヤと運転席側のラベルを照合すれば、補充の基準がはっきりします。
14インチは260kPa、15インチは250kPa
トヨタが公開しているルーミーの取扱説明書では、2016年11月発売モデルから2026年8月以降のモデルまで、通常走行用タイヤの指定空気圧は共通です。
生産期間別の7区分を確認しても、次の2種類に違いはありません。
| タイヤサイズ | 前輪 | 後輪 | 冷間時の指定値 |
|---|---|---|---|
| 165/65R14 79S | 260kPa | 260kPa | 前後同じ |
| 175/55R15 77V | 250kPa | 250kPa | 前後同じ |
ここで覚えておきたいのが、インチ数だけで空気圧を決めないこと。
表は「165/65R14 79S」と「175/55R15 77V」という具体的なサイズ・仕様に対応した数値です。
同じ14インチでも、別サイズや異なる規格のタイヤにそのまま適用できるとは限りません。
年式や駆動方式で数値は変わるのか
ルーミーの主な型式系列は、前輪駆動のM900Aと4WDのM910Aです。
今回確認できる公式指定では、型式系列や年式だけで上記2サイズの空気圧が変わることはありません。
ただし、すべてのグレードに両サイズが標準装備されたという意味ではない点に注意してください。
2026年8月以降モデルの取扱説明書では、403ページにラベルの案内、517ページに空気圧の表があります。
なお、製造時期に合う資料を調べたい場合は、トヨタ自動車「ルーミー取扱説明書」を確認できます。最終的な判断は実車のラベルと装着タイヤを優先してください。
2026年モデルはカスタムG-Tだけ15インチが標準
2026年8月以降モデルでは、カスタムG-Tが175/55R15 77Vを標準装着し、その指定値は前後250kPaです。
カスタムG、G-T、G、Xは165/65R14 79Sが標準で、前後260kPaとなります。
| グレード | 標準タイヤ | 前後の指定空気圧 |
|---|---|---|
| カスタムG-T | 175/55R15 77V | 250kPa |
| カスタムG | 165/65R14 79S | 260kPa |
| G-T | 165/65R14 79S | 260kPa |
| G | 165/65R14 79S | 260kPa |
| X | 165/65R14 79S | 260kPa |
「カスタム」が付く2グレードでも、カスタムGは14インチ、カスタムG-Tは15インチです。
ターボ車のG-Tは14インチなので、エンジンの種類だけで判断するのも避けましょう。
さらに、過去にはG-Tに15インチタイヤがメーカーオプションとして設定されていた時期があります。
中古車では購入前にホイールが交換されている場合もあるため、現行車の一覧をそのまま当てはめず、4輪の実際のサイズを確認してください。
空気圧ラベルは運転席ドアの開口部にある
ルーミーの指定空気圧は、運転席側のドアを開け、車体側の開口部に貼られたタイヤ空気圧ラベルで確認できます。
取扱説明書を手元に用意しなくても実車で調べられるので、初めて点検する方はここから始めると分かりやすいです。
まず安全な場所に停車して運転席ドアを開け、ラベルの記載を読みます。
続いてタイヤ側面の「165/65R14」などのサイズ表示を探し、ラベルのどの行が装着タイヤに該当するか照合してください。前輪だけでなく後輪のサイズも確認すると確実です。
もしラベルが汚れて読めない、実車のタイヤサイズが記載と異なる、購入時にホイール交換済みだったといった場合は、年式に対応する取扱説明書も確認します。
それでも判断できないときは、独自に数値を決めずトヨタ販売店へ相談しましょう。
タイヤ側面の数字を読み違えないために
「165/65R14 79S」の165はタイヤ幅、65は扁平率、14は対応するホイール径を示します。
末尾の79は荷重指数、Sは速度記号です。見慣れない記号ですが、単なるインチ数より多くの情報を読み取れるんです。
一方、側面にある最大荷重や最大空気圧の表示を、車両の指定空気圧だと思わないようにしてください。
私は中古車を確認するなら、ラベルとタイヤの表示を写真に残しておきます。次回の点検で数字を探し直す手間が減ります。
古いルーミーの応急用タイヤは別の数値
2016年から2024年11月までの取扱説明書には、一部の装備車向けに応急用スペアタイヤ「T115/70D14 88M」の記載があり、その冷間指定空気圧は420kPaです。
通常の14インチタイヤの260kPaとは大きく異なります。
ただし、旧年式なら必ずスペアタイヤが載っているわけではありません。
また、2026年8月以降モデルの取扱説明書では、スペアタイヤは搭載されていないとされています。
そのため、自分の車の装備を確認してから判断しましょう。
なお、420kPaは応急用タイヤ専用の数値で、普段走る4本には使いません。
応急用タイヤが装備されている車では、普段使わないからこそ空気圧の確認を忘れがちです。
使用方法や走行条件は、その年式の取扱説明書に従ってくださいね。
車買い替え案内人ルーミーの空気圧はグレード名ではなく、実際に装着しているタイヤサイズで判断するのが基本です。運転席側のラベルを確認し、取扱説明書と照合しましょう。中古車やタイヤ交換車は、異なる仕様に注意したいですね。
空気圧を測るタイミングと点検手順


指定値が分かったら、次は正しい測定です。
同じタイヤでも、冷えているときと走行後では圧力が変わるため、測る条件をそろえることが欠かせません。
月1回を目安に、タイヤが冷えた状態で測る
トヨタはルーミーの空気圧について、1か月に1回程度、空気圧ゲージを使った点検を勧めています。
タイヤからは自然に空気が抜けるため、見た目に変化がなくても指定値を下回ることがあります。
そして、点検するなら朝の出発前が便利です。
走行中はタイヤが繰り返したわんで内部温度が上がり、空気圧も上昇します。
そうして高くなった数値を冷間指定値と単純に比較すると、必要のない減圧につながるんです。
また、「何時間止めればいいの?」と気になりますよね。
トヨタのルーミー取扱説明書では具体的な停止時間は定められていませんが、ミシュランは一般的な冷間測定の目安として、2時間以上未使用、または低速で3km以下の走行を挙げています。
走行後30分では冷間とは限らない
走行後30分ほど止めても、十分に冷えているとは限りません。
高速道路を走った後や炎天下で駐車した場合は、タイヤ内部の温度が変わりやすいからです。
そのため、時間だけで判断せず、翌朝など走行前に測りましょう。
また、長距離ドライブへ出発するときやタイヤを履き替えた後も点検がおすすめです。
急に冷え込んだ日や久しぶりに車を動かす日も、月例点検を待たずに測っておくと安心ですね。
エアゲージを使った4輪の測定方法
空気圧はタイヤを手で押したり、横から眺めたりしても正確には分かりません。
そこで使うのがエアゲージで、タイヤのバルブに接続して現在の圧力を読み取り、指定値と比較します。
- 走行前にタイヤサイズと冷間指定空気圧を確認する
- バルブキャップを外し、なくさない場所へ置く
- エアゲージをバルブへまっすぐ、確実に当てる
- 表示が安定したら数値を読み、必要なら再測定する
- 不足していれば適合する空気入れで補充する
- 補充や排気の後は再測定して指定値と比較する
- キャップを戻し、残りの3本も同じように測る
ゲージを斜めに当てると、接続部から空気が漏れて正しく測れないことがあります。
そのため、接続中に漏れる音が続く場合は、一度外してやり直しましょう。
バルブを傷つけないよう、無理な力をかけないことも大切です。
数値の記録で異常な低下に気づく
測定値は「右前」「左前」「右後」「左後」と場所を分けて記録すると便利です。
毎月ほぼ同じ冷間条件で比較すれば、減り方に偏りがないか気づきやすくなります。測定日も一緒に残しましょう。
また、バルブキャップは小さくても、ゴミや水分の侵入を防ぐ役割があります。
測り終わったら忘れずに取り付けましょう。数値を記録すると、次回の点検で比較もしやすくなります。
自宅用のエアゲージと空気入れの選び方
自宅で点検を続けたいなら、まずはエアゲージを用意する方法があります。
私は測定を優先し、補充する機会が多いなら電動空気入れを追加する選び方が合理的だと考えます。
点検だけなら大掛かりな装備は必要ありません。
また、エアゲージは250~260kPa付近の目盛りが読みやすく、一般的な乗用車用バルブに対応するものが使いやすいです。
デジタル式は数字を読み取りやすく、アナログ式は電池管理の手間が少ないなど、それぞれ特徴があります。
なお、電動空気入れなら、kPaで圧力を設定できると便利です。
自宅中心で使うなら充電のしやすさを、車内にも置くならサイズや電源を確認しましょう。
ホースがバルブまで無理なく届くことも確かめてください。
機器の使い勝手と精度を分けて比較
自動停止機能があっても、表示された圧力が誤差ゼロとは限りません。
たとえば旭産業の業務用ゲージAGE-600は測定精度±10kPaとされていますが、これは同製品の仕様であり、トヨタがルーミー用に定めた必要精度ではありません。
また、説明書で連続運転時間や接続方法を確認してください。
表示に違和感があるときは、補充機とは別のエアゲージで測り直すと判断しやすくなります。
なお、自宅で点検する道具を比較するなら、楽天市場やYahoo!ショッピングで「タイヤ エアゲージ 乗用車」「電動空気入れ タイヤ kPa」と検索すると、方式の違う製品をまとめて探せます。
特定の型番より、用途と機能を先に決めるのがおすすめです。
ただし、ルーミーの車載パンク応急修理セットに付属するコンプレッサーを、日常の点検・調整に使用してはいけません。
トヨタは2026年版取扱説明書で明確に注意しており、日常の補充には適合する市販品かガソリンスタンドの設備を使いましょう。



指定値を知っていても、測るタイミングを間違えると適切に管理できません。月に一度、走行前の冷えた状態で4本を測る習慣をつけましょう。数値を記録しておくと、1本だけ空気が減る異常にも気づきやすくなります。
ガソリンスタンドと自宅での補充方法


測った結果が不足していたら、適切な方法で補充します。
特にガソリンスタンドまで走って行く場合は、タイヤが温まっている可能性を踏まえて操作してください。
ガソリンスタンドの空気入れの使い方
ガソリンスタンドの空気入れは、目標値を入力するデジタル自動設定式、針やゲージを見ながら操作する手動式、持ち運び式のエアタンクなどがあります。
設備によって操作が異なるので、まず機器に書かれた案内を読みましょう。
また、冷間時に確認できる場合は、165/65R14 79Sなら260kPa、175/55R15 77Vなら250kPaを基準にします。
デジタル式なら圧力単位を確かめて設定し、手動式なら現在値を読みながら少しずつ補充します。
- 機器の単位と操作方法を確認する
- 冷間時の指定値を確認し、必要に応じて設定する
- バルブキャップを外し、ホースを確実に接続する
- 表示やゲージを見ながら適切に充填・調整する
- 完了後に再測定し、ホースを外してキャップを戻す
- 残りのタイヤも同様に確認する
たとえば14インチ装着車で、冷間時の測定値が230kPaなら30kPa不足しています。
損傷や異常な漏れがなければ、260kPaを基準に補充し、最後に再測定してください。
操作に不安があれば店員に確認する
初めて扱う充填機なら、ホースの差し込み方や空気を抜くレバーの位置を聞いて問題ありません。
すべての店舗で同じサービスを受けられるとは限りませんが、操作方法を確認してから作業する方が安心です。
走行後の高い数値を冷間指定値に合わせない
ガソリンスタンドに到着した直後の測定には注意が必要です。
トヨタは、走行後の発熱による空気圧の上昇は異常ではなく、その上昇を理由に空気を抜かないよう説明しています。
仮に冷間指定値260kPaのタイヤが、ガソリンスタンド到着時に280kPaだったとします。
走行で温まっているなら、表示された差の20kPaをそのまま抜くと、冷えた後に指定値を下回る可能性があるんです。
一方、走行途中に空気圧不足が判明して補充が必要な場合、ブリヂストンは一般的な暫定方法として指定値より20~30kPa高めに調整し、冷間で再確認する方法を紹介しています。
ルーミーに当てはめると、14インチは280~290kPa、15インチは270~280kPaが計算上の参考値です。
走行後に260kPaだったときの判断
14インチ車で走行後に260kPaを示しても、それだけで冷間時に指定値を満たすとは判断できません。
逆に走行後の数値が高いからといって、必ず過充填とも限らず、いずれも測定条件をそろえて再確認する必要があります。
なお、温間時の参考値はトヨタがルーミー専用に設定した正式な数値ではありません。
あくまでやむを得ず補充するときの一般的な方法なんです。
タイヤが極端につぶれたり損傷したりしている場合は、補充して走り続けず専門店に相談してください。
空気圧の単位と入れすぎた場合の調整
空気充填機にはkPaのほか、bar、kgf/cm²を使うものがあります。
260kPaは2.60bar、約2.65kgf/cm²です。250kPaなら2.50bar、約2.55kgf/cm²となり、数字の読み替えが必要です。
たとえばbar表示の機器に「260」と入力するのではなく、「2.60」と設定します。
単位を見落とすと適切に調整できないので、数字を入れる前に表示を確認し、kgf/cm²表示なら換算値にも注意しましょう。
また、冷間時に明らかに入れすぎている場合は、排気機能のある機器で少量ずつ空気を抜き、その都度ゲージで確認します。
最初に大きく抜いてしまうと、再度補充する手間が増えます。
ゲージの誤差は正式な許容範囲ではない
トヨタのルーミー取扱説明書では「指定値±何kPaまで問題ない」といった一律の許容幅は確認できません。
市販ゲージに誤差があるからといって、勝手に240~280kPaを適正範囲と決めるのは不適切です。
なお、数値が安定しないときは、接続し直して再測定しましょう。
ゲージの不具合が疑われる場合は、別の測定器でも確認してくださいね。
補充するだけで済ませてはいけないケース
タイヤの空気圧は自然に減少しますが、1本だけ繰り返し低くなる、補充後すぐに下がるといった場合は別です。
釘などによるパンクのほか、バルブやタイヤとホイールの接合部から空気が漏れている可能性があります。
また、目に見える傷がなくても、空気漏れの原因が隠れていることはあります。
何度も補充しながら使い続けるのではなく、販売店やタイヤ専門店で点検を受けましょう。
原因を空気圧の数字だけで決めつけないことが大切です。
走行を続けない方がよい症状
タイヤが大きくつぶれる、走行中に異音や強い振動が出る、急にハンドルを取られるなどの異常があれば、無理な走行は避けてください。
安全に停止できる場所を確保し、状況に応じてロードサービスへ連絡します。
なお、トヨタの取扱説明書も走行中に空気漏れが発生した場合は走行を続けないよう注意しています。
「少し空気を入れれば帰れるはず」と決めず、タイヤやホイールの損傷を防ぐ判断を優先しましょう。



空気圧の補充は自宅でもガソリンスタンドでも行えますが、機器の単位と操作方法を確認しましょう。走行直後はタイヤが温まり、数値が高く出る場合があります。安易に空気を抜かず、冷間時に再確認するのが安心です。
空気圧の過不足と季節やタイヤ交換の注意点


空気圧の不足も入れすぎも、燃費や摩耗、車の安定性に影響します。
季節の変化やタイヤの履き替えも含め、数字だけで判断しないための考え方を整理しますね。
空気圧が低いまま走ると何が起きる?
空気圧が低いとタイヤが大きくたわみ、転がり抵抗が増えて燃費が悪化しやすくなります。
また、接地面の両肩が偏って摩耗したり、ハンドル操作に対する車の反応が不安定になったりする可能性があります。
そして、不足が大きいまま走行すると内部の発熱や損傷が進み、重大なタイヤトラブルにつながるおそれもあります。
見た目が正常に見えることと、十分な空気が入っていることは同じではありません。
そのため、乗り心地を柔らかくする目的で、指定空気圧を下回る調整はおすすめしません。
私なら突き上げが気になっても、まず冷間で指定値を満たしているか確認し、そのうえでタイヤの摩耗や銘柄、足回りの状態を切り分けます。
乗り心地が硬いときも空気を抜かない
段差での衝撃には路面状況やタイヤの特性も関係するため、空気圧だけで原因を決めるのは難しいものです。
乗り心地の改善については、ルーミーの乗り心地改善と後部座席の突き上げ対策で詳しく扱っています。
私なら、車両指定値に整えてから、タイヤの銘柄や摩耗状態などを確認します。
それは、乗り心地の問題は原因を切り分けた方が、無駄な出費も避けやすくなるんです。
空気圧が高すぎる場合も放置しない
反対に空気圧が高すぎると、タイヤの中央部分が摩耗しやすくなり、路面の衝撃を強く感じる場合があります。
燃費だけを考えて大幅に空気圧を上げると、接地状態や乗り心地を損なうおそれがあります。
ただし、冷間時に高いのか、走行後の発熱で高くなったのかは別問題です。
最初に測定条件を確認してから、補充・減圧・専門店への相談を判断してください。
| 測定結果 | 考えられる状態 | 基本的な対応 |
|---|---|---|
| 冷間で指定値より低い | 空気圧不足 | 損傷がなければ指定値を基準に補充 |
| 冷間で指定値と同じ | 指定値を満たす | 定期点検を続ける |
| 冷間で大幅に高い | 過充填の可能性 | 少量ずつ減圧して再測定 |
| 走行後だけ高い | 発熱の影響の可能性 | 冷間値までその場で減圧しない |
| 1本だけ急に低下 | パンクや漏れの可能性 | 走行を控えて点検を依頼 |
指定値より20kPa高めの考え方
ブリヂストンは自然な空気漏れを考慮し、一般的な管理方法として車両指定値から+20kPa以内での調整を勧めています。
これを当てはめれば14インチは260~280kPa、15インチは250~270kPaですが、トヨタの正式な許容範囲を示す数値ではありません。
さらに、これは冷間時の自然減少を見越した一般的な考え方です。
走行中の補充で使う「指定値+20~30kPa」という暫定目安とは用途が異なるので、混同しないようにしてください。
冬の冷え込みと長期間の駐車後は再点検
気温が下がるとタイヤ内部の空気圧も低下しやすくなります。
TOYO TIRESは一般的な目安として、気温差20℃で空気圧が約7%変化すると説明しています。
ちなみに、260kPaの7%は約18kPa、250kPaなら約18kPaです。
ただし、この計算はルーミーで毎回同じ低下量が起きることを保証しません。
実際には走行条件やタイヤ内部の温度によって違います。
そのため、秋から冬に急に冷え込む時期は、月例点検を待たずに測り直すのが安心です。
また、冬だから指定値を一律に20kPa上げる必要はありません。
標準規格で適合するタイヤなら、いつもの車両指定値が基本です。
暖かい屋内で調整した後に寒い屋外へ移動する場合も、使用環境でタイヤが冷えた状態を確認しましょう。
長期駐車後の出発前チェック
長期間走らなかったタイヤも自然に空気が抜けます。
再び運転する前には、4本の冷間空気圧に加えて、ひび割れ、異常な変形、外傷などがないか見てください。
空気圧が正常でも、タイヤ自体が傷んでいれば点検が必要です。
なお、ルーミー専用の長期保管用加圧値は公式資料で特定できません。
「しばらく乗らないから50kPa上げる」といった独自のルールは作らず、車両指定値を基本に管理してください。
スタッドレスやインチアップ後の空気圧
純正サイズ・荷重指数・標準規格と同等で、車両への適合が確認できるスタッドレスなら、基本は夏タイヤと同じ指定空気圧です。
165/65R14 79相当は260kPa、175/55R15 77相当は250kPaを基準にします。
一方、14インチから15インチへ変える場合や、純正とは異なるサイズを選ぶ場合は注意が必要です。
単にインチ数が変わったから10kPa下げるのではなく、サイズや荷重指数、タイヤ規格、ホイールの仕様、車体への適合を確認します。
XL規格への交換は負荷能力が基準
XL(エクストラロード)タイヤは、標準規格とは空気圧と負荷能力の関係が異なりますが、「XLなら必ず高くする」とも限りません。
元のタイヤと交換後のサイズや荷重指数などを確認し、必要な負荷能力を満たす空気圧を専門店で判断してもらいましょう。
なお、2026年版のルーミー取扱説明書では、純正TPMSの初期化手順は確認できません。
手順の記載がないことと、装備が一切存在しないことは別です。
後付けセンサーはその製品の説明書に従い、純正装備に不明点があれば販売店に確認してくださいね。



空気圧が低すぎると燃費や安定性に、高すぎると摩耗や乗り心地に悪影響が出ることがあります。冬の冷え込みやタイヤ交換後は、点検を意識しましょう。純正と違うサイズや規格なら、専門店で適合を確認してください。
ルーミーのタイヤ空気圧に関するよくある質問(FAQ)
最後に、点検やタイヤ交換のときによく迷う疑問をまとめました。
高速道路へ出かける前や冬タイヤに交換するときなど、毎回販売店に聞くほどではないけれど気になることもありますよね。
答えを確認するときは、実車の装着タイヤが適合しているか、そして冷間時の測定値かを意識してください。
- 前輪と後輪でタイヤ空気圧は違いますか?
-
トヨタの公式取扱説明書に掲載される通常タイヤでは、前輪と後輪は同じ指定値です。165/65R14 79Sは前後260kPa、175/55R15 77Vは前後250kPaとなります。
いずれも冷間時の値なので、走行直後の表示で判断しないでください。中古車やタイヤ交換車は実際の装着サイズと運転席側のラベルも確認しましょう。
- 260kPaのルーミーを280kPaにしても大丈夫?
-
トヨタが165/65R14 79Sに指定する冷間値は260kPaです。
ブリヂストンには自然減少を考慮した+20kPa以内の一般管理推奨がありますが、280kPaまでがトヨタの正式な許容範囲という意味ではありません。
走行後の280kPaは温度上昇も考えられるため、すぐに抜かず冷間時に再確認します。
- 高速道路に乗る前は空気圧を上げるべき?
-
ブリヂストンは、車両指定値に調整されていれば、高速道路を走るためだけに空気圧を上げる必要はないと説明しています。
ルーミーでも出発前に冷間時の指定値を満たしているか確認するのが基本です。
あわせてタイヤの傷やひび割れ、摩耗状態、バルブ周辺の異常も確認してくださいね。
- スタッドレスに替えたら空気圧は変わりますか?
-
純正指定と同じサイズ・荷重指数・標準規格で、車両に適合するスタッドレスなら、基本は夏タイヤと同じ空気圧です。冬だから一律に高くする必要はありません。
ただし、異なるサイズやXL規格などでは必要な空気圧が変わる場合があります。履き替え時に交換店で適合と設定値を確認し、その後も冷間で定期点検してください。
- タイヤ交換後に空気圧センサーのリセットは必要?
-
2026年8月以降のルーミー取扱説明書では、純正のタイヤ空気圧警報システムの初期化手順は確認できません。
ただし、記載がないだけで全車に機能が存在しないと断定することもできません。
そのため、他車種のリセット操作をそのまま試さず、実車の装備状況は販売店に確認しましょう。後付けセンサーは製品の説明書に従ってください。
ルーミーのタイヤ空気圧管理のまとめ
ルーミーの空気圧管理で最初に押さえたいのは、「装着タイヤのサイズを確かめる」「冷間時に測る」「不足や異常を放置しない」の3つです。
数字を知るだけでなく、いつ測った数値なのかまで意識しましょう。
この記事のポイント
- 165/65R14 79S:前後260kPa
- 175/55R15 77V:前後250kPa
- 運転席側のラベルと4本の装着タイヤを照合する
- 月1回程度、冷間時にエアゲージで測定する
- 走行後の発熱で高くなった空気圧を理由に減圧しない
- 1本だけ急に減るなど異常があれば専門店で点検する
普段の点検だけならエアゲージから始め、補充まで自分でしたいなら乗用車対応の電動空気入れを検討すると便利です。
一方で、乗り心地を柔らかくするために指定値より低く調整することは避けてください。
そこで、次の走行前に運転席側のラベルとタイヤサイズを確認し、4本とも測ってみましょう。
実車と説明書の内容が食い違ったり、数値が不自然だったりするときは、無理に判断せずトヨタ販売店へ相談してください。
※本記事の内容は2026年10月時点の情報を基にしています。指定空気圧は実車のラベルと取扱説明書を優先してください。
タイヤのサイズや仕様によって適正値が異なる場合があり、空気漏れや損傷が疑われる場合は、無理に走行せずトヨタ販売店やタイヤ専門店にご相談ください。
