ルーミーにナビがないのはなぜ?年式別の原因と後付け方法を解説

ルーミーを見て、「9インチの画面が付いているのに地図が出ない」「中古車を買ったらナビが付いていなかった」と戸惑う方は少なくありません。
しかし、ルーミーは、年式によってナビやディスプレイオーディオの標準状態が違います。
特に2024年12月から2026年8月改良前のモデルでは、9インチディスプレイオーディオが標準でも、車載ナビそのものは内蔵されていません。
一方、2026年8月31日改良後はディスプレイオーディオがオプションとなり、販売店装着ナビや社外ナビも選びやすくなりました。
そこで、この記事では、「ルーミーにナビがない」と感じる理由から、スマホ連携で使う方法、後付けナビを選ぶときの注意点、パノラミックビューモニター付き車で確認したいことまで、年式を分けてまとめますね。
今の車を使い続けるか、後付けするか、買い替えるかの判断材料にもしてください。
- ルーミーにナビがない理由と仕組み
- 年式ごとに変わるナビ仕様と接続方法
- スマホ連携でナビを使う具体的方法
- 後付けナビ選びで確認したい注意点
- 中古ルーミー購入前に見るべき装備

- 車買い替え10台以上
- 初代は日産シルビア
- 早い時は1年で買い替えることも
- 燃費重視も乗り心地を優先
- 3級自動車整備士
- 趣味はドライブ

- 車買い替え10台以上
- 初代は日産シルビア
- 早い時は1年で買い替えることも
- 燃費重視も乗り心地を優先
- 3級自動車整備士
- 趣味はドライブ
ルーミーにナビがないと感じる理由

まず押さえておきたいのは、ルーミーの「画面」と「カーナビ」は同じものではない、という点です。
2024年12月以降の一部モデルでは、見た目はナビらしい大画面でも、地図データを内蔵していません。
ここを知っておくと、「壊れているのでは?」という不安も整理しやすくなります。
ディスプレイオーディオはナビそのものではない
2024年12月から2026年8月改良前のルーミーには、9インチディスプレイオーディオとバックカメラが全車標準装備されました。
ただし、このディスプレイオーディオには車載地図や、単独で目的地を検索するカーナビ機能はありません。
実際に、この世代の9インチディスプレイオーディオは、ナビ専用機というより、スマートフォンや音楽機器、映像機器と車をつなぐための画面と考えると分かりやすいですね。
テレビやラジオに加え、Bluetoothでの通話・音楽再生やUSB・HDMIも利用できます。
- TV(フルセグ)
- AM/FMラジオ
- Bluetoothによる通話・音楽再生
- USBによるスマートフォン連携
- HDMI入力
- Apple CarPlay/Android Auto
つまり、ナビとして使うときは、スマートフォン側の地図アプリをApple CarPlayまたはAndroid Auto経由で表示する仕組みなんです。
スマホで地図を見る人にはなじみやすい一方、スマホなしで使いたい人には合わない場合があります。
画面が付いているだけで「ナビ付き」と判断しない
中古ルーミーを探していると、販売ページに「9インチディスプレイ」「ディスプレイオーディオ」「フルセグ」と書かれていることがあります。
ただ、それだけで車載ナビ付きとは判断できません。
スマホなしでも地図とルート案内が使えるのか、それともスマホ連携型のDAなのかを販売店へ確認しましょう。
なお、2024年12月の変更では、後退時に車両直後を確認する装置への法規対応などを背景に、9インチDAとバックカメラが標準化されました。
大きな画面が標準になったことと、カーナビが標準になったことは別の話なんですね。
ルーミーはT-Connectナビ搭載車とは仕組みが違う
トヨタ車には、通信機能を使うT-Connectやコネクティッドナビ対応車があります。
ただし、ルーミーの9インチディスプレイオーディオを同じ仕組みとして考えるのは適切ではありません。
ルーミーのディスプレイオーディオ自体にカーナビ機能はなく、スマートフォンのApple CarPlayまたはAndroid Autoを使って地図アプリを表示する方式です。
そのため、ほかのトヨタ車で見かける「一定期間コネクティッドナビが無料」といった説明を、そのままルーミーへ当てはめないようにしましょう。
スマホ連携型と車載ナビ型は使い方が違う
スマホ連携型は、いつも使っている地図アプリを車内でもそのまま使いやすいのが魅力です。
一方で、スマホを忘れたときや充電が少ないときまで含め、車だけでナビを完結させたい人には販売店装着ナビや適合する社外ナビの方が合う場合があります。
どちらが上というより、普段の使い方に合う方を選ぶのがおすすめです。
車買い替え案内人ルーミーは大きな画面が付いていても、必ずしも車載ナビとは限りません。まずDAとナビの違いを理解し、自分の車がスマホ連携型なのか確認することが、迷わないための第一歩です。
年式で異なるルーミーのナビ仕様


ルーミーのナビ環境を判断するときは、まず年式を見るのが近道です。
2024年12月と2026年8月31日の改良を境に、選べる装備が大きく変わっています。
そのため、同じルーミーでも「いつの車か」で答えが変わるので、年式を分けて確認しましょう。
| 年式・時期 | 標準状態 | 主なナビの使い方 | スマホ接続 |
|---|---|---|---|
| 2024年11月以前 | オーディオレスが基本 | 販売店装着ナビ、社外ナビ、設定されたDA | 装着機器による |
| 2024年12月~2026年8月改良前 | 9インチDA+バックカメラ標準 | スマホの地図アプリをDAに表示 | 有線 |
| 2026年8月31日改良後 | DAはメーカーパッケージオプション | 販売店装着ナビ、社外ナビ、DA+スマホ | DA選択時は有線/ワイヤレス |
2024年12月からは画面付きでも有線スマホナビ
2024年12月改良では、9インチディスプレイオーディオが全車標準になりました。
この世代はApple CarPlayとAndroid Autoに対応していますが、スマートフォンをUSBケーブルでつないで使う仕様です。
たとえばiPhoneならApple CarPlay、AndroidスマートフォンならAndroid Autoを通じて、対応する地図アプリを9インチ画面へ表示できます。
普段と同じ感覚で目的地を検索し、大きな画面で案内を見られるのが便利です。
ただし、Bluetoothで音楽が流せているからといって、ナビアプリまで同じようにワイヤレス表示できるわけではありません。
2024年12月から2026年8月改良前の仕様では、Apple CarPlay/Android Autoを使うときにUSB接続が必要です。
旅行で使うならケーブルとスマホ環境も確認する
長距離ドライブでは、ナビを長時間使うことがあります。
私なら温泉旅行の宿選びで迷うときと同じように、ナビも「手軽さ」と「車だけで完結する安心感」のどちらを重視するかで考えます。
そこでスマホナビを使うなら、対応するUSBケーブルできちんと認識するか、充電しながら使えるかを確認しておきましょう。
山間部へ行くなら、地図アプリのオフライン機能も確認しておくと安心です。
2026年8月改良後はナビを選びやすくなった
2026年8月31日の一部改良後は、9インチディスプレイオーディオが標準ではなく、メーカーパッケージオプションになりました。
用途に合わせてDA、販売店装着ナビ、適合する社外ナビを選びやすい構成です。
具体的には、ディスプレイオーディオパッケージが86,900円です。
PVMを使いたい場合は、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージが33,000円、ディスプレイオーディオとPVMを組み合わせたパノラミックビューパッケージが119,900円となっています。
いずれも2026年10月確認時点のメーカー希望価格で、実際の販売価格は販売店によって異なります。
なお、「パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ」という名前を見ると、ナビ本体まで含まれているように感じるかもしれません。
ただ、このパッケージ自体にカーナビは含まれていないため、販売店装着ナビなどと組み合わせて使う前提で考えましょう。
さらにトヨタ純正用品として、9インチベーシックナビ「NMZN-Y73D」やベーシックナビ「NMZK-W75DE」が掲載されており、オーディオレスカバーも用意されています。
つまり現行型では、スマホ連携だけに限らず、車載ナビを選びやすくなったわけです。
そして、9インチディスプレイオーディオを選んだ場合は、Apple CarPlayとAndroid Autoのワイヤレス接続にも対応します。
一方で、ナビゲーションシステムやDVD/CDデッキはDA自体には含まれません。(出典:トヨタ自動車「ルーミー ANOTHER STYLE PACKAGE」)
現行型は注文前にナビ環境を決めやすい
なお、メーカーオプションやメーカーパッケージオプションは工場で装着されるため、注文後に同じ扱いで追加することはできません。
PVMが欲しい人は「ナビはあとで決めるから、カメラもあとで考えればいい」と分けて考えず、車両を注文する段階で必要かどうか決めておきましょう。
中古ルーミーは画面だけで判断しない
中古車では、同じ見た目のルーミーでも、年式や前オーナーが選んだ装備によってナビ環境が違います。
純正DAのまま使われている車もあれば、販売店装着ナビや社外ナビへ交換されている車もあるため、車両写真だけでは判断しにくいんです。
そこで購入前には、次の順番で販売店へ確認すると整理しやすくなります。
- 初度登録年月を確認する
- 純正DAか販売店装着ナビか社外ナビか確認する
- Apple CarPlay/Android Autoの接続方法を確認する
- バックカメラやPVMが映るか確認する
- CD/DVDを使いたい場合は再生対応を確認する
また、ネット掲載車を遠方から購入する場合は、装備欄に「ナビ」「DA」とだけ書かれていることもあります。
写真で型番が読めなければ、販売店へメーカー名や型番を確認しておきましょう。
中古車販売店には具体的に質問する
販売店には「ナビ付いていますか?」だけでなく、「スマホなしでも地図を使えますか?」「CarPlayは有線ですか?」「PVMは表示できますか?」と具体的に聞きましょう。
DAとナビの呼び方による認識違いを防ぎやすくなります。
なお、ルーミー自体の年式・グレード選びも含めて整理したい方は、ルーミー完全ガイドも参考にしてください。



ルーミーは2024年12月と2026年8月の改良でナビ環境が大きく変わっています。同じ車名でも使える機能や接続方法が異なるため、年式を確認してからナビの使い方を判断しましょう。
ナビがないルーミーで使える解決方法


ルーミーにナビが付いていなくても、すぐに買い替える必要があるとは限りません。
使い方と予算を整理すると、「スマホ連携」「販売店装着ナビ」「社外ナビ」という3つの方向から考えられます。
地図だけでなく、家族の使いやすさや音楽・映像の使い方まで含めて選ぶのがコツです。
| 方法 | 向いている人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| DA+スマホナビ | 普段からスマホ地図を使う人 | 使い慣れた地図アプリを利用しやすい | 年式により有線/ワイヤレスが異なる |
| トヨタ販売店装着ナビ | 車載地図を単独で使いたい人 | 車両との適合を確認しやすい | 本体・取付費を含む総額確認が必要 |
| 社外ナビ | 機能や価格を比較して選びたい人 | 画面サイズや機能の選択肢が多い | 年式・配線・カメラ適合の確認が必要 |
スマホナビなら大がかりな後付けは不要
2024年12月から2026年8月改良前のルーミーなら、まず試したいのが標準ディスプレイオーディオとスマートフォンの連携です。
対応するUSBケーブルでつなげば、Apple CarPlayまたはAndroid Autoを通じて地図アプリを9インチ画面で使えます。
そこで私なら、普段の移動が市街地中心なら、いきなりナビを交換せず、まずこの方法を使ってみます。
費用をかける前に、車載ナビが本当に必要か確かめられるからです。
スマホナビで十分かは普段の使い方で決める
音楽も地図もスマホ中心で、出発前に目的地を検索しておく人ならDAとの相性は良好です。
反対に、家族がスマホ連携に慣れていなかったり、仕事で一日に何度も目的地を変えたりするなら、車載ナビを選ぶメリットが出てきます。
誰がどんな場面で運転するのかまで想像してみましょう。
スマホなしで使うなら販売店装着ナビ
長距離移動が多く、スマートフォンの通信状況や充電残量をできるだけ気にしたくない人には、車載ナビの方が扱いやすいことがあります。
家族がスマホ連携の操作を苦手としている場合も、車に乗れば毎回同じ画面と操作方法で使えるのは分かりやすいですよね。
そして、2026年8月改良後のルーミーでは販売店装着ナビが公式に設定されているため、新車購入時ならディーラーで車両と一緒に相談できます。
現在のトヨタ純正用品には、9インチベーシックナビ「NMZN-Y73D」とベーシックナビ「NMZK-W75DE」が掲載されています。
ただし、同じ純正ナビでも、画面サイズや再生できるメディア、接続できる周辺機器は機種によって違います。
CDやDVDを使いたいのか、USB接続を重視するのかなど、自分が実際に使いたい機能を決めてから、対応状況を確認しましょう。
家族で共用するなら操作の分かりやすさも比較する
夫婦や家族でルーミーを共用するなら、「誰のスマホを接続するのか」まで想像して選ぶのがおすすめです。
運転者が変わるたびに接続を切り替えるのが面倒に感じそうなら、車載ナビの方が結果的に使いやすい場合もあります。
価格や機能重視なら社外ナビも候補
カロッツェリアやケンウッド、パナソニック、アルパインなど、市販ナビには画面サイズや機能が異なる製品が数多くあります。
スマホなしで地図を使いたい人はもちろん、CDやDVDを再生したい人、大画面や音質にもこだわりたい人には社外ナビも有力な候補です。
ただし、「ルーミー用」と書かれているだけで購入しないことが大切です。
2024年12月以降のDA装着車は、オーディオレス車よりパネルや配線の条件が複雑になる場合があります。
ナビ本体が取り付けられても、今あるバックカメラやPVMをそのまま使えるとは限りません。
そのため、安さだけで本体を先に買うより、どのパネルが必要かを確認し、車両側の配線やカメラ映像をつなぐ部品まで含めて構成を決めてから購入する方が安心です。
持ち込みで取り付けてもらう予定なら、購入前に取付店へ対応できるか確認しておきましょう。
個別機種は購入時点の最新適合表で選ぶ
カー用品はモデルチェンジが早いため、「この型番が定番」と決めつけない方が安心です。
欲しい画面サイズやDVDの要否、スマホ連携の使い方を整理し、購入時点の適合表から自分の年式と装備に合う機種を選びましょう。
CD・DVDやHDMIを使いたい人は用途を先に決める
ナビ選びでは「地図が使えるか」だけでなく、車内で何を再生したいかも確認しておきましょう。
ルーミーの9インチディスプレイオーディオはフルセグTVを見られ、ラジオやBluetoothにも対応しています。
USBやHDMIも使えますが、DVD/CDデッキは搭載していません。
そのため、音楽はスマホやBluetoothで十分という人なら、DAで不満が出にくい可能性があります。
一方、手持ちのCDを車内で聴きたい人や、子ども向けにDVDを再生したい家庭では、対応する販売店装着ナビや社外ナビの方が使いやすいでしょう。
また、HDMI端子があるからといって、すべての動画配信端末が問題なく使えるとは限りません。
使いたい機器が決まっているなら、必要な電源を取れるか、対応するケーブルがあるか、機器側の通信方法に問題がないかまで確認しておくと安心です。
家族旅行ではナビ以外の使い方も想像する
たとえば家族旅行で、前席ではナビを使い、後席では子どもが映像を見たいなら、ナビ本体だけでなく後席ディスプレイへ映像を出せるかも確認したいところです。
反対に、家族それぞれがスマホやタブレットを使うなら、DVD機能へ追加費用をかけない選び方もできます。



ナビがなくても、スマホ連携や販売店装着ナビ、社外ナビで対応できます。普段の移動や家族での使い方、必要な機能を整理し、費用をかけすぎない方法から検討するのがおすすめです。
ルーミーへナビを後付けする際の注意点


後付けナビは選択肢が多い反面、ルーミーでは年式と純正装備によって必要な部品が変わります。
特に2024年12月以降のディスプレイオーディオ車や、パノラミックビューモニター付き車では、「ナビ本体が入るか」だけで判断すると失敗しやすいので注意しましょう。
DA装着車の交換はオーディオレス車より複雑
2024年12月から2026年8月改良前の純正ディスプレイオーディオを取り外し、社外ナビへ交換した施工例はあります。
ただし、トヨタが一般ユーザー向けに「この部品一式を用意すれば交換できる」と公式に保証しているわけではありません。
実際の施工では、オーディオレス用のセンターパネルを使ったり、ナビを固定するためのブラケットを用意したりするケースがあります。
さらに、車両側の信号をナビへつなぐ配線や、カメラ映像を変換する部品が必要になる場合もあります。
ネット上で純正部品番号が紹介されていても、年式や内装仕様によって同じとは限りません。
そこで後付け前には、少なくとも次の項目を確認しておきましょう。
- 初度登録年月と型式
- 純正ディスプレイオーディオの有無
- パノラミックビューモニターの有無
- バックカメラの仕様
- ステアリングスイッチを引き継ぐか
- 取り付けたいナビのメーカー・型番
この情報を揃え、できれば車台番号も用意してトヨタ販売店や取付店へ相談すると話が早いです。
ネット通販で部品を一式買ってから相談するより、先に適合を確認してから注文した方が、返品や買い直しを減らしやすいですよ。
特定の交換キットを一律に使えるとは限らない
ネット上では、トヨタのディスプレイオーディオ交換キットとして「SLX-73R」などが紹介されることがあります。
しかし、ビートソニックのSLX-73R公式適合表にルーミーは掲載されていません。
そのため、「これを買えばルーミーのDAから簡単に社外ナビへ交換できる」と考えるのは避けましょう。
また、ビートソニックのAVX02についても、メーカーはルーミーのディスプレイオーディオに適合しないと案内しています。
ルーミーやライズに使われているDAは、ほかのトヨタ車と仕様が大きく異なるためです。
「トヨタ用」と書かれているだけでは判断できない代表例ですね。
そして、同じ理由で、「この車両信号変換ケーブルはルーミーなら必ず必要」と、一つの部品番号だけで決めるのもおすすめできません。
取り付けたいナビによって構成が変わり、PVMが付いているかどうかでも必要部品が違います。
使うカメラアダプターとの組み合わせまで含めて確認しましょう。
「M900A・M910A対応」だけでは確認不足
ルーミーでは同じ型式が長く使われているため、「M900A/M910A対応」という表示だけでは年式差を見分けられないことがあります。
型式だけで決めず、登録された時期を確認したうえで、純正DAが付いているか、PVMやナビレディパッケージがあるかまで照合してください。
PVM付き車は映像の引き継ぎ方法を確認する
パノラミックビューモニター(PVM)がすでに付いているルーミーで社外ナビへ交換する場合は、PVM映像を新しいナビへ入力できるかが大きな確認点です。
せっかくナビを新しくしても、駐車時に使っていたPVMが映らなくなれば、不便に感じますよね。
対応例としてOneTopの「TPD071BA」があり、メーカー適合表ではルーミーR2/9以降のパノラミックビュー対応ナビレディパッケージ付車が対象として掲載されています。
条件が合えば、純正パノラミックビューの映像を市販ナビへ入力できる構成があります。
ただし、メーカー側も、取り付けるカーAVによっては映像が正常に表示されない場合があると案内しています。
ガイドラインが正確に表示されないこともあり、車両や取付条件によっては別の部品が必要です。
つまり、「TPD071BAを買えば、どのルーミーでもPVMを残せる」という意味ではありません。
また、フジ電機工業のAV-C50なども、過去のパノラミックビュー対応ナビレディパッケージ車に適合例があります。
ただし、適合する年式や装備には条件があるため、2024年12月以降のDA標準車へ過去の情報をそのまま当てはめないようにしましょう。
純正PVMの後付けと映像の引き継ぎは別の話
ここは少しややこしいのですが、「すでに付いているPVMを社外ナビでも使うこと」と、「PVMがない車へ純正PVMをメーカーオプションとしてあとから付けること」は別です。
純正PVMを含むメーカーパッケージオプションは工場装着なので、注文後に同じメーカーオプションとして追加することはできません。
| 車両状態 | ナビ後付けの考え方 |
|---|---|
| オーディオレス車 | 比較的社外ナビを導入しやすい |
| 純正DA装着車 | パネル・ブラケット・配線など追加確認が必要 |
| PVM付き車 | カメラ変換アダプターとナビの適合確認が必要 |
| バックカメラのみ | バックカメラ用変換の適合を確認する |
後付け費用はナビ本体だけで比較しない
ナビを後付けするときは、本体以外にもパネルやブラケット、車両側の信号をつなぐハーネスが必要になる場合があります。
バックカメラやPVMを残すなら、映像変換用の部品が必要になることもあります。
そのため、「7インチなら総額○万円」「工賃は必ず1~2万円」と一律に考えるより、自分のルーミーに必要な部品を含めた見積もりで比較する方が現実的です。
特にDA装着車では、オーディオレス車より交換する部品や作業が増える可能性があります。
一方、今の車へ後付けする総額が高くなるなら、ナビ付きの中古ルーミーへ買い替える方法もあります。
その場合は「ナビ付き」という表示だけで決めず、自分が欲しい年式かを確認し、PVMやバックカメラが付いているか、スマホ連携をどの方法で使えるかまで見ておくと、購入後の追加費用を抑えやすくなります。
後付けと買い替えは今後の保有期間で比べる
私なら、今のルーミーをまだ長く乗る予定で、ナビ以外に大きな不満がないなら、必要な機能を満たすナビへ交換する方法を優先します。
反対に、車検や買い替え時期が近く、PVMなどほかの装備にも不満があるなら、ナビだけに大きな費用をかける前に中古車への買い替えも比べます。
なお、ルーミーそのものの満足点や購入前の注意点を見たい方は、ルーミーを買ってよかったと感じるポイントも合わせて確認してみてください。
遠方の在庫まで候補を広げるなら、県外の中古車を購入して乗って帰るときの流れも参考になります。



ルーミーのナビ後付けは、年式やDA、PVMの有無によって必要な部品が変わります。本体だけを先に購入せず、車両装備と適合を確認してから取付方法と総額を決めるのが安心です。
ルーミーのナビに関するよくある質問(FAQ)
最後に、「ナビがない」と感じたときに迷いやすい点をまとめます。
ルーミーは年式によってナビ環境が変わるため、初度登録年月だけでなく、実際に付いている機器も見ながら確認するのがおすすめです。
中古車を検討している方も、購入前のチェック用として参考にしてくださいね。
- ルーミーはナビが標準装備ではないのですか?
-
年式によって異なります。2024年12月~2026年8月改良前は9インチディスプレイオーディオが標準ですが、カーナビ機能は内蔵されていません。
2026年8月31日改良後はDAがオプションとなり、販売店装着ナビや社外ナビも選びやすくなりました。中古車では登録年月だけでなく実車装備も確認しましょう。
- 画面があるのに地図が出ないのは故障ですか?
-
2024年12月~2026年8月改良前の純正DAなら、地図が内蔵されていないため故障とは限りません。
スマートフォンをUSBで接続し、Apple CarPlayまたはAndroid Auto経由で対応する地図アプリを表示して使う仕様です。
表示されない場合は、ケーブルやスマホ側の設定も確認してみてください。
- ルーミーのディスプレイオーディオはワイヤレスですか?
-
年式によって異なります。2024年12月~2026年8月改良前はApple CarPlay/Android Autoとも有線接続です。
2026年8月31日改良後の9インチDAはワイヤレス接続にも対応します。
中古車では「DA付き」という記載だけで判断せず、登録時期と実際の接続方法を確認しましょう。
- ディスプレイオーディオから社外ナビへ交換できますか?
-
交換事例はありますが、必要部品は年式によって変わり、純正DAの仕様やPVMの有無でも条件が違います。さらに、取り付けたいナビとの組み合わせも確認が必要です。
特定のキットだけで必ず交換できるとは限らないため、車台番号と現在の装備を伝え、販売店やナビメーカー、専門取付店で適合を確認してから購入しましょう。
- ナビを後付けするかナビ付き中古車へ買い替えるか迷います
-
まずはナビ本体の価格だけで決めず、車両に合うパネルや配線が必要か、カメラ映像を引き継ぐ部品が要るかまで確認し、取付工賃を含めた総額を出しましょう。
そのうえで、希望装備が付いた中古ルーミーへの買い替え費用と比較すると判断しやすくなります。今の車をあと何年乗るかも考えるのがおすすめです。
ルーミーにナビがないときのまとめ
ルーミーで「ナビがない」と感じたら、まず年式と実際に装着されている機器を確認しましょう。
画面があるからといって、必ずしも車載ナビが入っているわけではありません。
特に2024年12月以降は改良時期による違いが大きいので、ここを分けて考えると判断しやすくなります。
この記事のポイント
- 2024年11月以前はオーディオレス車が基本
- 2024年12月~2026年8月改良前は9インチDAが標準
- この世代のDAは車載ナビ非搭載でスマホを有線接続
- 2026年8月改良後はDAがオプションとなりワイヤレス対応
- 現行型は販売店装着ナビや社外ナビも選びやすい
- 後付けは年式・DA・PVM・ナビ機種の4条件を確認する
私なら、今のルーミーへ後付けする場合は本体価格だけで決めず、必要な部品と工賃まで含めた総額を確認します。
そのうえで費用が大きくなり、ナビ以外の装備にも不満があるなら、希望する装備が最初から付いた中古ルーミーへの買い替えも比べます。
つまり、ルーミーは「ナビがない=不便な車」ではありません。
車両や年式、装備内容によってナビが標準とは限りませんが、スマホ連携や販売店装着ナビ、適合する社外ナビで対応できます。
そこで、まずは現在の装備を確認し、自分の使い方と予算に合う方法を選びましょう。
※掲載している装備内容や適合情報、価格は変更される場合があります。ナビや変換部品を購入する前に、必ず車両の年式・型式・装備を確認し、最新情報をトヨタ販売店や各メーカー公式サイトでご確認ください。
