ルーミーのヒューズボックスはどこ?位置・配置図の見方と開け方

車買い替え案内人この記事では、ルーミーのヒューズボックスはどこ?位置・配置図の見方と開け方について解説します。
ルーミーのヒューズボックスを探していて、「助手席のどこにある?」「配置図はどう見ればいい?」「シガーソケットが使えないのはヒューズ切れ?」と困っていませんか?
普段は触れない部分だけに、場所が分かっても、どのヒューズを確認すればよいのか迷いますよね。
結論から言うと、ルーミーのヒューズボックスは助手席足元とエンジンルーム内にあります。
ただし、年式や装備によって配置が異なるため、ネットで見つけた写真をそのまま自分の車に当てはめるのは避けたいところ。
そこでこの記事では、トヨタの取扱説明書をもとに、設置場所や開け方、交換の流れと注意点を分かりやすく紹介しますね。
- 室内とエンジンルームの設置場所一覧
- グローブボックスの安全な外し方手順
- 年式別の配置表示と容量の調べ方解説
- 適合するヒューズの選び方と交換方法
- 電装不良と電源取り出しの注意点解説


- 車買い替え10台以上
- 初代は日産シルビア
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- 燃費重視も乗り心地を優先
- 3級自動車整備士
- 趣味はドライブ


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ルーミーのヒューズボックスの位置と年式別の確認先


まず知っておきたいのは、ルーミーのヒューズボックスは車内だけではないことです。
助手席足元に加えて、エンジンルームにも設けられています。
そこで、場所を探す前に、自分の車の生産時期に合う取扱説明書も確認しておくと、迷わず点検を進めやすくなります。
室内側のヒューズボックスは助手席足元にある
ルーミーの室内側ヒューズボックスは、助手席足元のグローブボックスを取り外した先にあります。
2026年8月以降生産車用のトヨタ公式取扱説明書にも、その場所とアクセス方法が記載されています。
収納スペースを開ければヒューズが見えるわけではないので、グローブボックスの奥を確認する必要があるんですね。


そして、作業するときは、車を安全な場所に停め、エンジンスイッチをOFFにしてから始めます。
グローブボックスに荷物が残っていると、外す際に中身が落ちたり、樹脂製の部品に余計な力がかかったりすることも。
そのため、あらかじめ空にしておけば、落ち着いて作業できます。
なお、場所が分かっただけで、目当てのヒューズまで特定できるわけではありません。
室内側には複数の回路があるため、故障した電装品に対応する回路名と指定容量の確認が必要です。
いきなり部品を抜かず、まずは説明書の図を見て、何を点検するのか整理しておきましょう。
エンジンルーム側にはヒューズボックスA・Bがある
エンジンルーム側のヒューズボックスは、トヨタの取扱説明書では「ヒューズボックスA」「ヒューズボックスB」に分けて案内されています。
2026年8月以降生産車用の説明書には、両方の位置とカバーの開け方が図で示されています。
AとBは別々の場所にあるので、ひとつ見つけただけで目的の回路がないと決めるのは早いでしょう。


ここで注意したいのが、ヒューズボックスBは全車共通の装備ではないという点です。
公式取扱説明書にも、グレードやオプションなどによって装備されない場合があると記されています。
図に載っているからといって、必ず実車にあるとは限らないため、見当たらなくても、近くの部品やカバーを無理に外さないでください。
また、走行直後のエンジンルームには熱くなっている部品があります。
そのため、ボンネットを開ける前にエンジンを停止し、熱い部分や回転部、配線に不用意に触れないよう気をつけましょう。
なお、位置を判断するときは自車に合う取扱説明書の図を優先し、現物と一致しなければ販売店に確認するのが確実です。
エンジンルーム側のカバーを開けるときの注意
公式取扱説明書では、A・Bともにツメを押しながらカバーを持ち上げる手順になっています。
ツメの位置を図で確かめ、固定が外れたことを確認してから持ち上げてください。
固いからといってこじ開けると、カバーやツメを傷めるおそれがあります。


そして、開けたあとは内部に水や異物が入らないようにし、点検が終わったらカバーを確実に閉めます。
もしツメが欠けたり、元のように固定できなくなったりした場合は、無理に使わず販売店へ相談しましょう。
水の侵入や接触不良などを防ぐためにも、最後の取り付け確認は大切です。
生産年月別に取扱説明書の掲載ページを確認する
ヒューズボックスの位置や交換方法は、年式に合った取扱説明書で確認するのがいちばん確実です。
ルーミーは2016年の発売後も改良を重ねており、トヨタでは生産年月ごとに説明書を公開しています。
2026年8月の一部改良後もM900A・M910A系の型式が使われていますが、電装装備まで過去の車とすべて同じとは限りません。
また、下の表は、各説明書の「ヒューズの点検・交換」が始まるページをまとめたものです。
PDFの閲覧画面に表示される通し番号ではなく、説明書の紙面に印刷されたページ番号なので、その点にも気をつけてください。
| 対象の生産年月 | 掲載開始ページ |
|---|---|
| 2016年11月~2018年10月 | 360ページ |
| 2018年11月~2020年8月 | 358ページ |
| 2020年9月~2022年3月 | 422ページ |
| 2022年4月~2022年8月 | 422ページ |
| 2022年9月~2024年11月 | 422ページ |
| 2024年12月~2026年7月 | 429ページ |
| 2026年8月以降 | 425ページ |
なお、取扱説明書は、トヨタ公式のルーミー取扱説明書一覧から探せます。
中古車の場合、初度登録年月と生産年月が一致しないこともあります。
そのため、説明書の切り替わりに近い時期の車や、どの版を見るべきか迷う車は、車台番号を伝えて販売店に確認すると安心ですね。



ルーミーのヒューズボックスは、助手席足元だけでなくエンジンルームにもあります。ただし、エンジンルーム側のBは装備されない車両もあるため、場所を決めつけないことが大切です。まず生産年月に合う取扱説明書を確認しましょう。
ルーミーのヒューズボックスの開け方と配置図の見方


設置場所が確認できたら、次は開け方と配置表示の読み方です。
慣れない作業では、グローブボックスのツメを傷めたり、違う回路のヒューズを抜いたりしないか気になりますよね。
ただし、順序を押さえれば、必要以上に部品を触らずに確認できます。
グローブボックスの取り外しと元に戻す手順
室内側を点検するときは、まず助手席のグローブボックスを取り外します。
2026年8月以降生産車用の公式取扱説明書では、側面を内側に押して上部のツメを片側ずつ外し、そのあと下部のツメを解除する流れです。
特殊な工具を使う手順ではありませんが、樹脂の部品なので、強く引っ張れば外れると思わないことが大切です。
そこで、おすすめなのは、最初に収納物をすべて出し、足元を照らせるライトを準備します。
取扱説明書の図をすぐに見られるようにしておくのもおすすめです。
また、暗いまま手探りで進めると、外すべきツメとは別の部分に力をかけてしまうかもしれません。
図と現物を見比べながら、次の順番で進めてください。
- 平らで安全な場所に停車し、エンジンスイッチをOFFにする
- グローブボックスを開け、収納物を取り出す
- 側面を内側に押し、上部のツメを片側ずつ外す
- 続いて下部のツメを解除し、グローブボックスを外す
- 室内側のヒューズボックスを確認する
- 作業後は取り外したときと逆の手順で取り付ける


グローブボックスを外せても、すぐにヒューズを抜く必要はなく、まず配置と名称を確認しましょう。
元に戻したあとは、ツメが固定されているか、グローブボックスが問題なく開閉するかまで確かめてください。
上下のツメが硬くて外れない場合の対処
押してもツメが外れなければ、いったん手を止めて図解を確認しましょう。
手をかける位置や押す方向が違っているかもしれません。
また、公式の手順は、上部のツメを片側ずつ解除してから下部を外す方法であって、両側を一度に強く引っ張る必要はありません。
なお、年数が経った車では樹脂の状態に個体差もあります。
大きくきしむ、変形しそう、下部の固定部分が見えないといった場合は、そこで作業をやめる判断も大事です。
無理に外して修理箇所を増やすより、販売店に取り外しを依頼する方が安心できます。
配置図はヒューズの名称とアンペア表示を照合する
ヒューズ配置図で確認するのは、目的の電装品につながる回路と、そのヒューズに指定された定格容量です。
「15A」とあれば15アンペアを意味しますが、数字だけを見ればよいわけではありません。
回路名・取り付け位置・容量をセットで照合することが重要であり、似たような名前だからと別の回路のヒューズを抜くのは避けましょう。


また、2019年のルーミーカスタムの整備記録では、グローブボックス裏面に配列表示があると報告されています。
ただし、すべての年式やグレードで表示場所が同じとは、トヨタの公式資料から確認できていません。
自車のグローブボックス周辺やヒューズボックスの表示を確認し、取扱説明書の案内と照らし合わせてください。
それと、配置表示に英文の略号が並んでいると、どの装備に対応するのか分かりにくいこともありますよね。
そんなときは、意味を推測して作業せず、車両に合う資料や販売店で回路を確認するのが安全です。
ネット上で「○番がシガーソケット」と紹介されていても、撮影車両と自分のルーミーの仕様が違えば、その番号が当てはまるとは限りません。
P/OUTLETなどの名称・容量は実車ごとに異なる
ルーミーカスタムの整備記録には、アクセサリーソケット関連の「P/OUTLET 15A」や低背ヒューズの使用例があります。
「ACC 5A」「DOME 10A」「RADIO 20A」などの情報も見かけますが、これらをルーミー全車共通の公式配置一覧として扱うことはできません。
また、「P/OUTLET NO.2」についても、名称から後方ソケットの回路だと決めつけないことが大切です。
参考情報で候補を絞るのはよくても、実際に抜く前には自車の表示で位置と容量を確かめ、確認できなければ販売店への相談が確実です。
配置表示が読めないときの安全な確認方法
ヒューズボックスの表示は文字が小さく、場所によってはかなり見づらいものです。
そこで、暗いときはライトで照らし、回路名と容量を落ち着いて読んでください。
判読できないのに「たぶんこの辺り」と抜いてしまうと、関係のない回路に触れるおそれがあります。
また、どうしてもヒューズを外す必要があるなら、取り外す前に装着位置を記録しておくと、戻す際の取り違えを防ぎやすくなります。
ただ、確認のために何本も次々と抜く方法はおすすめしません。
電源が遮断されることで、車載装備の設定などに影響する可能性もあります。
そして、旧年式や兄弟車の配置写真をそのまま使うのも避けたいところです。
目的の回路が分からない場合は、車台番号と不具合の症状を伝えて販売店に確認してもらいましょう。
急いで部品を抜くより、ひとつずつ確認した方が結果的に無駄な作業を減らせます。



室内側の確認では、グローブボックスのツメを順番に外し、元に戻すところまで丁寧に進めましょう。配置表示は回路名・位置・容量をセットで読むのが基本です。ネットの写真と違う場合は、自車の表示を優先してください。
ルーミーのヒューズの種類と安全な交換方法を解説


ヒューズは、電気回路に過大な電流が流れたとき、配線などを守るために切れる部品です。
小さくて交換しやすそうに見えても、形状や容量を間違えると危険が伴います。
そこで、適合品の選び方と公式の点検手順を知り、無理なく作業できるか判断しましょう。
低背やミニ平型・平型ヒューズの違いと見分け方
自動車用の差し込み式ヒューズには、低背、ミニ平型、平型といった種類があります。
それぞれ外形や高さが異なり、数字が同じでも自由に差し替えられるわけではありません。
そして、ルーミーでは2019年と2024年のカスタム車の整備記録に低背ヒューズを使った例があります。
ただし、M900A・M910Aのヒューズがすべて低背タイプだと、メーカーが明示しているわけではありません。
また、交換品を買う前に確認したいのは、今付いているヒューズの形、端子の形状、表示された容量と車両側の指定です。
例えば同じ15Aでも、低背とミニ平型では見た目も高さも違います。
容量だけで選んでしまうと、差し込めなかったり、正しく固定できなかったりするため注意してください。
それと、ヒューズには容量を示す数字や色がありますが、色だけを頼りに判断するのは避けましょう。
数字と回路の規定容量まで照合することが必要です。
そこで、部品を外すのが不安なときは、無理をせず車台番号や対象回路・指定容量を販売店に伝えて適合品を確認しましょう。
その方が買い間違いも防ぎやすいですね。
交換用ヒューズとヒューズはずしの選び方
交換には、トヨタ純正品または同等品で、車両の指定容量に合うヒューズを使います。
ヒューズはずしは、狭い場所にあるヒューズをつまんで抜く道具です。
取扱説明書にも使用できると書かれていますが、全車に付属するか、どこに収納されているかは一律に確認できていません。
また、必要な規格が分かってからなら、楽天市場やYahoo!ショッピングで「自動車用 低背 ヒューズ」「ヒューズはずし」などを探せます。
現物の形状と製品の適合条件を比べ、分からなければ購入前に確認してください。
容量未確認のまま、セットに入ったものを適当に選んで取り付けるのは禁物です。
公式取扱説明書に沿ったヒューズ点検・交換の手順
トヨタの2026年8月以降生産車用取扱説明書には、ヒューズの点検・交換方法が載っています。
基本的な流れは、エンジンスイッチをOFFにし、対象のヒューズを確認して、必要なら指定容量の適合品へ交換するというものです。
ヒューズは回路を守るために切れる部品なので、新しいものを入れたら原因まで解決するとは限りません。
まず最初に、動かなくなった電装品がどの回路に関係するのか確認しましょう。
原因が分からないまま、ヒューズを片っ端から抜くのは避けたいところです。
そして、対象のヒューズを取り出したら、内部の金属部分が切れていないかを点検します。
見た目で判断しにくい場合や接触不良が疑われる場合は、無理に結論を出さず専門店へ相談してください。
- エンジンスイッチをOFFにして対象のヒューズボックスを開ける
- 回路名と規定容量を確認して、対象のヒューズを引き抜く
- 内部の導体が切れていないかを確認する
- 切れている場合は、指定容量の適合ヒューズに交換する
- 外したカバーなどを戻し、対象の電装品の作動を確認する
なお、トヨタは規定容量以外のヒューズを使うことや、針金などによる代用、ヒューズ・ボックスの改造を禁止しています。
つまり、「すぐ切れるなら容量を上げよう」という考え方は危険です。
回路を保護できなくなり、配線の損傷や火災につながるおそれがあるため、指定どおりの部品を使用してください。
交換しても再びヒューズが切れた場合
交換したヒューズがまた切れてしまったら、何度も入れ直して使い続けず、トヨタ販売店で点検を受けましょう。
取扱説明書でも、再び切れる場合は販売店への相談が案内されています。
過剰な電気負荷やショート、配線・電装品の故障などが考えられますが、外見だけで原因を決めることはできません。
そして、点検を頼む際は、交換前後の症状や直前に取り付けた電装品を伝えると、状況を説明しやすくなります。
焦げた臭いや発熱、複数の装備の異常があるなら、自己判断で通電や走行を続けないでください。
ヒューズが正常なら修理を依頼すべきか判断する
ヒューズの金属部分が切れていなくても、電装品が正常だとは限りません。
アクセサリーソケットなら充電器やソケット本体、室内灯ならスイッチや電球・LED、ドラレコなら本体や電源コードなど、ほかにも原因の候補があります。
つまり、ヒューズは確認する箇所のひとつであって、故障診断のすべてではないんです。
特にエンジンがかからない、メーターに警告が出るといった症状は、ヒューズだけに原因を絞らず総合的に判断する必要があります。
なお、始動不良について詳しく知りたい方は、ルーミーのエンジンがかからない原因と対処法も参考にしてください。
安全に関わる症状なら、早めに点検を依頼するのがおすすめです。
また、販売店には、「いつから」「どの装備が」「どんな操作のときに」動かないかを伝えましょう。
USB用品やLEDを取り付けた直後なら、それも手がかりになります。
ただし、直前の作業が必ず原因とは限らないため、最終的には点検結果をもとに判断することが大切です。



ヒューズ交換で大切なのは、形状だけでなく車両が指定する容量まで一致させることです。低背タイプの実車例があっても、全車共通とは限りません。交換して再び切れた場合は、容量を変えずに販売店で原因を調べてもらいましょう。
シガーソケットの不具合と電源取り出しの注意点


ヒューズボックスを調べるきっかけには、シガーソケットの不調やドラレコの取り付けがあります。
ただ、切れたヒューズを交換することと、新しく電源を取り出すことは別の作業です。
まず症状を切り分け、電装品を増設するときの注意点も押さえておきましょう。
シガーソケットが使えないときの確認ポイント
ルーミーのアクセサリーソケット、いわゆるシガーソケットが使えなくなると、ヒューズが切れたと思いがちですよね。
でも、接続した充電器やプラグの不具合、ソケットの接触不良、内部の異物、電源の使用条件など、原因はほかにも考えられます。
まず接続機器の使用条件を確かめ、無理のない範囲で別の正常な機器でも同じ症状が起こるか確認してみてください。
そこで、2026年8月改良モデルの公式商品情報によると、アクセサリーソケットの定格はDC12V・120Wです。
ただし、120Wは使える電力を示す数値で、ヒューズの容量そのものではありません。
つまり、12Vと120Wから10Aを計算できても、「だから10Aヒューズが付いている」とは言えないため、交換するヒューズの容量は、必ず車両側の表示で確かめます。
また、前方と後方のソケットでは、装備の有無や回路が異なる可能性もあります。
2026年8月改良車では、デッキサイド右側のアクセサリーソケットはカスタムG-T・カスタムGに装備されます。
そのため、自分の車にない装備のヒューズまで探す必要はありませんし、別グレードの配列図をそのまま使わないようにしましょう。
P/OUTLET 15Aは参考情報であって全車共通ではない
2019年と2024年のルーミーカスタムの整備記録には、「P/OUTLET 15A」を使用した例があります。
アクセサリーソケットの回路を調べる手がかりにはなりますが、トヨタが全車共通の容量・配置として公表した一覧ではありません。
現行車や違うグレードにも、同じ場所に同じヒューズがあるとは限らないので注意が必要です。
また、「P/OUTLET NO.2」という名前から後方ソケット用だと判断するのも避けましょう。
名称や容量の情報は参考にしつつ、交換前には自車の表示と説明書を照合してください。
なお、回路を特定できない場合は、販売店で確認するのが確実です。
室内灯やドラレコが作動しない場合の切り分け方
室内灯が点かない場合、最初に見たいのはスイッチの位置と、ほかの室内灯も点灯しないかどうかです。
ひとつだけ点かないのか、複数が同時に使えないのかで、確認する箇所も変わってくるため、LEDへ交換した直後なら、装着状態や部品の適合にも目を向けましょう。
しかし、原因を探そうとしてソケットの金属部分に無理に触れたり、配線を加工したりするのは避けてください。
そして、ルーミーカスタムでは、室内灯が10Aヒューズの交換で復旧したという実車報告がありますが、ショートの原因までメーカーが検証したものではありません。
報告に出てきた数字だけを頼りにせず、自分の車の指定を確認することが先決です。
ドラレコが起動しないときは、本体、電源コード、接続先の順に状況を整理すると分かりやすくなります。
また、アクセサリーソケット接続ならプラグやソケット、ヒューズ電源を使っているなら追加配線や製品側のヒューズも確認対象です。
測定や配線の点検が必要な場合は、取り付け店などへ相談しましょう。
配線を触ったら一時的に直ったとしても、接触不良の可能性があるため放置しない方が安心です。
常時電源とACC電源の違いを理解して確認する
ドラレコなどの電源をヒューズボックスから取りたい場合は、まず常時電源とACC電源の違いを理解しておきましょう。
常時電源はエンジンスイッチがOFFでも電気が供給される回路、ACC電源は車のアクセサリー電源の状態に連動する回路です。
駐車監視機能などで常時電源を利用する製品もありますが、空いているヒューズや見つけやすい回路なら、どこから取ってもよいわけではありません。
そして、DIY情報には、DOMEやRADIOを常時電源の候補として挙げるものがあります。
ただし、特定の車両での紹介であり、トヨタがルーミー全車に指定した取り出し位置ではありませんし、「常時電源=20A」という表現も混同です。
常時・ACCは電気が供給されるタイミングを、10Aや20Aは電流の規定容量を示していて、そもそも比べるものが違います。
また、ヒューズには安全装備や車両制御に関係する回路もあるため、取り付けやすさだけで選ぶのではなく、車両と製品の適合条件を確認してください。
トヨタも電装品の取り付けは販売店への相談を案内しています。
なお、取扱説明書に交換手順が載っているからといって、自由な電源増設まで推奨しているわけではないことは覚えておきたいですね。
ヒューズ電源の向き・追加回路の容量・アースに注意
ヒューズ電源製品には差し込み方向の指定があり、車両側のどちらが電源端子なのか確認する必要があります。
ルーミーの実車報告でも左右の向きが異なるため、「必ず右」「必ず左」とは断定できません。
製品説明書を読み、適切な検電方法で確かめることが必要です。
また、車両側のヒューズは規定容量を維持し、追加機器には製品で指定された許容電流と保護回路の条件を守ります。
アースの接続も含めて分からない配線作業は、専門業者に任せるのがおすすめです。
駐車監視によるバッテリー負担に気をつけ、故障診断コネクターへの安易な電装品の接続も避けましょう。
前期後期やM900A・M910Aと兄弟車の違い
ルーミーは2016年の発売後、2020年9月にマイナーチェンジが行われ、その後も一部改良を重ねており、2026年8月31日にも装備の見直しがありました。
こうした変更で電装品の設定が変わることがあり、同じ型式だからヒューズの全配置も同じ、とは言い切れないため、後付けナビやドラレコ、販売店装着用品の有無も実車で確かめる必要があります。
また、M900Aは2WD、M910Aは4WDの型式ですが、駆動方式だけでヒューズの違いを示せる公式の一覧は確認されていません。
「前期用」「後期用」と書かれた用品についても、その表記だけで適合を決めず、対象の生産時期や装備条件を読みましょう。
なお、タンク、ダイハツのトール、スバルのジャスティは基本設計を共有する兄弟車です。
ただし、回路の名称や容量がすべて共通という意味ではありません。
車種間の関係はルーミーとトール・タンク・ジャスティの違いでも紹介していますが、ヒューズを点検するときには自車の説明書と表示を優先してください。



シガーソケットや室内灯の不調は、必ずしもヒューズ切れが原因とは限りません。まず接続機器やスイッチなどを確認しましょう。ドラレコの電源取り出しは交換作業とは別なので、適合や電流容量に不安があれば専門店へ相談するのが安心です。
ルーミーのヒューズボックスに関するよくある質問(FAQ)
場所が分かっても、「低背を買えばいい?」「シガーソケットは15A?」「グローブボックスが外れない」と迷うことがありますよね。
ここでは、公式情報で確認できることと、実車で確かめるべきことを分けて、よくある質問に答えますね。
- ルーミーのヒューズはすべて低背タイプですか?
-
ルーミーで低背ヒューズを使っている整備記録はありますが、全ヒューズが低背タイプという公式の確認はできていません。
年式や回路が違っても同じと考えず、装着されているヒューズの形状・容量と車両側の表示を照合しましょう。
取り外しが不安な場合や適合品が分からない場合は、車台番号を伝えてトヨタ販売店に確認するのがおすすめです。
- シガーソケットのヒューズは必ず15Aですか?
-
ルーミーカスタムには「P/OUTLET 15A」という実車報告がありますが、全車で容量と位置が同じとは断定できません。ソケットが使えない原因も、接続機器の故障や接触不良などさまざまです。
まずは正常な機器でも同じ症状が出るか確かめ、ヒューズを交換するときは自車の配置表示と取扱説明書で回路名・指定容量を確認してください。
- グローブボックスが外れないときはどうすればいいですか?
-
まずは自車に合うトヨタ取扱説明書で、上下のツメの位置を見直してください。2026年8月以降生産車用では、側面を内側へ押して上部のツメを片側ずつ外し、続いて下部を解除します。
固くて動かない、樹脂が変形しそう、固定箇所が分からない場合は無理に引かず、販売店へ相談しましょう。ツメの破損は修理にもつながります。
- ヒューズの番号や配置は前期と後期で同じですか?
-
前期と後期では電装装備に違いがあり、ヒューズの全配置まで共通とする公式資料は確認できていません。
ネットの写真を見る際は、撮影された車の年式・グレード・装備を確かめ、参考情報として利用しましょう。
実際の点検では自車の生産年月に合う取扱説明書とヒューズ表示を優先し、不明な点は車台番号を伝えて販売店に問い合わせてください。
- ヒューズを替えても電装品が動かない場合は?
-
ヒューズ以外の部分に原因があるかもしれません。室内灯なら電球やスイッチ、アクセサリーソケットなら接続機器やソケット本体なども確認対象です。
新しいヒューズまで切れてしまう場合は、過剰な負荷や回路の故障が疑われます。容量を上げて使い続けず、販売店で点検を受けましょう。焦げ臭さや発熱がある場合は、使用を中止してください。
まとめ|ルーミーのヒューズは表示と取説で確認しよう
ルーミーのヒューズボックスは、場所を見つけることがゴールではありません。
自車に合った説明書で回路と指定容量を確かめ、安全に点検できるか判断することが大切です。
この記事のポイント
- 室内側は助手席足元にあり、グローブボックスを外してアクセスする
- エンジンルーム側はA・Bに分かれ、Bには装備の違いがある
- 説明書は生産年月ごとに選び、該当する図解を確認する
- 配置・名称・容量は自車の表示に従い、ネットの実車報告を共通仕様としない
- 低背ヒューズの使用例はあるが、購入前に現物と適合を確認する
- 交換時は指定容量を守り、針金による代用やボックスの改造をしない
- 再び切れる場合や配線作業に不安がある場合は専門家へ相談する
私なら、まず取扱説明書で場所と回路を確かめ、表示を読んでも目的のヒューズを特定できないなら、それ以上は無理に進めません。
交換用ヒューズやヒューズはずしを購入するのも、必要な規格が分かってからで十分です。
なお、電装トラブルが何度も起こるなら、点検結果と今後の修理費用を確認しておきたいですね。
高額な修理で買い替えを考える場合には、ルーミーの買取相場と売却判断のポイントを調べておくのもひとつの選択肢です。
※本記事はトヨタ公式取扱説明書などを参考に作成しており、ヒューズの位置・種類・容量は年式やグレード、装備によって異なる場合があります。作業前に必ず自車の取扱説明書と実車表示を確認してください。
また、誤った交換や配線作業は故障・火災につながるおそれがあるため、不安な場合はトヨタ販売店や専門業者に相談してください。
