ルーミーは運転しにくい?買う前に確認すべき走りの弱点と解決法

ルーミーは運転しにくい?買う前に確認すべき走りの弱点と解決法
車買い替え案内人

この記事では、ルーミー運転しにくい?買う前に確認すべき走りの弱点と解決法について解説します。

広々とした室内空間でファミリー層に絶大な人気を誇るトヨタのルーミーですが、ネット上ではルーミー運転しにくいという声も意外と多く耳にします。

特に、高速道路で横風にあおられて怖い思いをしたという話や、坂道で登らない、思うように加速しないといった走行性能に関する不満を抱えている方も少なくないようです。

せっかく高い買い物をするのですから、購入後に後悔したくないですよね?

また、アイドリング中の振動や静粛性の面など、実際に乗ってみないと気づきにくいポイントもたくさんあります。

そこで、この記事では、私の車乗り継ぎ経験をもとに、ルーミーの運転特性について本音で解説していきますね。

この記事で分かること
  • 走行性能における具体的な弱点
  • 高速道路や坂道での運転のコツ
  • ライバル車ソリオとの決定的な違い
  • ルーミーが運転しやすいと感じる人
  • 後悔しないためのグレード選びの秘訣
執筆者情報
プロフィール
車買い替え案内人
  • 車買い替え10台以上
  • 初代は日産シルビア
  • 早い時は1年で買い替えることも
  • 燃費重視も乗り心地を優先
  • 趣味はドライブ
執筆者情報
プロフィール
車買い替え案内人
  • 車買い替え10台以上
  • 初代は日産シルビア
  • 早い時は1年で買い替えることも
  • 燃費重視も乗り心地を優先
  • 趣味はドライブ
目次

ルーミーが運転しにくいと言われる理由と欠点の真相

ルーミーが運転しにくいと言われる理由と欠点の真相

ルーミーを検討しているなら、まずは「なぜ運転しにくいと感じる人がいるのか」という物理的な理由を知っておく必要があります。

そこで、車愛好家の視点から見ると、パッケージングの良さが裏目に出ている部分があるんです。

坂道で登らない原因と非力なエンジンのパワー不足

ルーミーの自然吸気(NA)モデルに乗ると、多くの人が最初に驚くのが坂道でのパワー不足です。

排気量はわずか1,000cc。これに対して車重は約1トンを超えており、さらに家族を乗せて荷物を積むと、エンジンにはかなりの負担がかかります。

もっとも、数値はあくまで一般的な目安ですが、坂道ではアクセルを深く踏み込んでもエンジン音が大きくなるばかりで、スピードが乗ってこないという現象が起こりやすいんです。

そして、この「登らない感」の正体は、エンジンのトルク特性にあります。

1.0LのNAエンジンは市街地の低速走行には最適化されていますが、上り坂のような高負荷な状況では、どうしても物理的な限界に達してしまうんです。

特に、大人4人がフル乗車してエアコンをフル稼働させている時の坂道は、ドライバーにかなりの忍耐を強いることになります。

「アクセルを床まで踏んでいるのに、前の車に置いていかれる」という体験が、運転の難しさやストレスとして蓄積されていくわけですね。

また、急勾配の山道や、立体駐車場のスロープなどでは、パワー不足を顕著に感じることがあります。

そのため、NAモデルを選ぶ際は、普段走るルートに急な坂がないか事前にイメージしておくのが正解ですね。

高速道路で怖いと感じる横風の影響と車体のふらつき

「高速道路を走るのが怖い」という意見。これはルーミーの背が高い箱型形状に大きな原因があります。

横から見た面積が広いため、橋の上やトンネルの出口などで強い横風を受けると、車体がフワッと横に流されるような感覚(ヨーイング)が発生しやすいんです。

そのため、直進を保つためにハンドルを細かく修正し続ける必要があり、長距離の運転では精神的にも肉体的にも疲れやすいと言わざるを得ません。

さらに、ルーミーは全高が1,700mmを超えるハイトワゴンでありながら、タイヤサイズが比較的小さいため、重心の高さが挙動に現れやすい傾向があります。

そして、大型トラックに追い越される際の風圧でも車体が揺れることがあるため、慣れていない方は「制御不能になるかも」という本能的な恐怖を感じてしまうんです。

また、サスペンションも乗り心地を重視して柔らかめに設定されているため、ふらつきが収束するまでに時間がかかることも、不安要素に拍車をかけていますね。

高速走行時の注意点

  • 大型トラックの追い越し時は風の巻き込みに注意する
  • 強風の日はスピードを控えめに保つ
  • 重心が高いことを意識して急なハンドル操作は避ける
  • タイヤの空気圧が適正かこまめにチェックする
  • 不安を感じたら無理せず左側車線をキープする

加速しない不満を解消するターボ車選びのポイント

もしあなたが、バイパスの合流や追い越しで「加速しない!」とイライラしたくないなら、迷わずターボモデル(カスタムG-Tなど)を選ぶべきです。

ターボがあれば1.5Lクラス相当のトルクが発生するため、高速の合流もスムーズになります。

また、燃費を気にしてNAを選ぶ方も多いですが、パワー不足でアクセルをベタ踏みし続けると、結果として実燃費が悪化することもあるので注意が必要です。

最終的な判断は、ぜひディーラーの営業担当さんなど専門家にご相談くださいね。

それと、実際にNAとターボを乗り比べると、その差は歴然なんです。

ターボモデルは低い回転数から力強く加速してくれるため、精神的な余裕が全く違います。

軽くアクセルを踏むだけで、あっという間に加速してくれますから。

そのため、合流車線が短い高速道路でも、スムーズに流れに乗ることができるので、運転が一段と「楽」になります。

もちろん、予算の問題はあるかもしれませんが、長期間乗ることを考えれば、走行ストレスの軽減は価格差以上の価値があるかなと私は思います。

特に、山間部や高速利用が多いなら、ターボは必須の装備と言っても過言ではありません。

あわせて読みたい
ルーミーターボの見分け方はこれでOK!タイヤとスイッチで即判断できる この記事では、ルーミーターボの見分け方はこれでOK!タイヤとスイッチで即判断する方法について解説します。 街中で見かけない日はないほど大人気のトヨタのルーミーで...
あわせて読みたい
ルーミーターボは燃費が悪い?実燃費と後悔しない選び方を徹底検証 この記事では、ルーミーターボは燃費悪いのか?その実燃費と後悔しない選び方を徹底検証します。 「家族のために広くてスライドドアの車がいいけど、走りも捨てたくない...

アイドリング時や走行中に気になるエンジンの振動

ルーミーのエンジンは「直列3気筒」という構造を採用しています。

これは、コンパクトカーでは一般的ですが、4気筒に比べるとどうしても細かい振動(ブルブル感)が出やすいという特性があります。

特に、アイドリング中や、アイドリングストップから復帰する際の揺れが気になるという方は多いですね。

静粛性にこだわる人にとっては、この微振動が「質感の低さ」として運転しにくさの印象に繋がっているのかもしれません。

また、3気筒エンジンは構造上、ピストンの上下運動による振動を完全に打ち消すことが難しいため、特に高負荷時には「ガラガラ」という特有のエンジン音が室内に侵入してきます。

これが、以前に静粛性の高いセダンや4気筒エンジンの車に乗っていた人からすると、「なんだか壊れそうな音がする」「落ち着いて運転できない」という不満に繋がってしまうんです。

もっとも、最新のモデルでは対策が進んでいますが、物理的な特性として理解しておく必要がありますね。

実際の燃費や乗り心地を確認して購入後の後悔を防ぐ

「燃費が良いと思って買ったのに、意外と伸びない」という声も聞かれますが、これは重い車体を小さなエンジンで動かしている宿命でもあります。

また、柔らかめの足回りは街乗りでは快適ですが、カーブでは車体が大きく傾く(ロールする)傾向にあります。

そのため、自分だけでなく、後部座席に乗る家族が酔いやすくないかをチェックすることも、後悔を防ぐための大切なポイントですよ。

また、乗り心地に関しても、段差を乗り越えた後の揺れがなかなか収まらない「フワフワ感」を指摘するユーザーもいます。

これは、狭い道での乗り心地を優先した結果、サスペンションの減衰力が弱めに設定されているためです。

一人で運転している時は気にならなくても、多人数乗車時には挙動がさらに不安定になることもあります。

そこで、購入を検討する際は、できるだけ実際の使用シーンに近い状態で、複数人での試乗を行うことを強くおすすめします。

もっとも、ルームーの場合、あるテクニックやパーツ交換によって、乗り心地を劇的に改善することが可能ですよ。

あわせて読みたい
ルーミーの乗り心地を改善!劇的変化をもたらすタイヤと0円調整の極意 この記事では、ルーミーの乗り心地を改善!劇的変化をもたらすタイヤと0円調整の極意について解説します。 広くて便利なルーミーですが、いざ所有してみると路面の突き...

ちなみに、カタログ燃費は一定の条件下での数値であり、実燃費は走行環境(市街地・高速)や乗車人数によって大きく変動するため、あくまで目安として捉えておきましょう。

正確な情報はトヨタの公式サイトをご確認ください。
(参照元:トヨタ自動車公式サイト『ルーミー』製品情報

車買い替え案内人

ルーミーの運転しにくさは、広さを追求した箱型ボディと1.0Lエンジンの物理的限界に起因します。特に、高速や坂道での非力さは顕著ですが、これは街乗りの利便性と引き換えの特性。用途に合わせてターボ車を選ぶなど、弱点を理解した選択が後悔を防ぐ鍵ですね。

ルーミーは運転しにくいのか?ソリオと比較して徹底検証

ルーミーは運転しにくいのか?ソリオと比較して徹底検証

ライバル車であるスズキのソリオ。この2台で迷っている方は非常に多いです。

そして、実はこの比較こそが、ルーミーの「運転特性」を互いに引き立てる結果となります。

ソリオとの比較で明確になる馬力と車両重量の違い

スペック表を見比べると、ソリオの方が一回り大きな1,200ccの4気筒エンジンを搭載しています。

さらに驚くべきは車重の軽さ。ソリオはルーミーよりも100kg近く軽いモデルもあり、この「軽さ」と「排気量の余裕」が、走りの軽快さに直結しています。

また、数値上の馬力だけでなく、実際に踏み込んだ時の反応の良さでは、ソリオに分があると言えるでしょう。

ちなみに、この約100kgという差は、大人1.5人分から2人分に相当します。

それだけの荷物を常に積んで走っているのと、降ろして走っているのでは、加速性能やブレーキの効きに大きな差が出るのは当然ですよね。

そして、ソリオはマイルドハイブリッドも設定されているため、出足のサポートも手厚いです。

これに対し、ルーミーはトヨタブランドの安心感やデザインの力強さで勝負していますが、純粋な「走り」のスペックだけで見ると、ソリオの優位性が目立ちます。

スクロールできます
比較項目トヨタ ルーミースズキ ソリオ
エンジン1.0L 3気筒1.2L 4気筒
車両重量(目安)約1,080kg〜約950kg〜
走行フィールどっしり安定・街乗り重視軽快・加速がスムーズ
エンジンの振動3気筒特有の振動あり4気筒で滑らか

初心者でも安心な視界の広さと取り回しの良さを評価

ここまで走りの弱点を書きましたが、一方でルーミーが「最も運転しやすい」と感じるシーンもあります。

それは、狭い道や視界の確保であり、着座位置が高く、大きな窓ガラスのおかげで死角が非常に少ないんです。

特にフ、ロントピラーの間の小窓が優秀で、右左折時に歩行者を確認しやすいのが嬉しいですね。

そのため、運転が苦手な方や、久しぶりにハンドルを握る方には、この視認性の高さは大きな味方になります。

また、ダッシュボードが低く設計されているため、前方の距離感も掴みやすいです。

車体がスクエア(箱型)なので、ボンネットの両端も意識しやすく、狭いすれ違いもそれほど緊張せずに済みます。

そこで、この「見切りの良さ」は、どんなにパワーのあるエンジンよりも、日々の運転においては安心感に直結します。

運転に不慣れな妻や子供がメインで使うなら、ルーミーの視界の広さは大きな選定理由になるはずです。

狭い駐車場で威力を発揮する圧倒的な小回り性能

狭い駐車場で威力を発揮する圧倒的な小回り性能

ルーミーの最小回転半径は4.6m(14インチタイヤ装着車の場合)と、軽自動車並みの小回りが利きます。

そのため、スーパーの狭い駐車場や、クランクのような路地裏でも、ストレスなくスルスルと曲がっていけます。

「走りの性能」よりも「扱いやすさ」を重視する人にとって、この取り回しの良さは何物にも代えがたいメリットですね。

そして、この数値がいかに凄いかというと、一クラス上のミニバンだと5.0mを超えるのが当たり前。

たった数十センチの差ですが、一度の切り返しで済むか、二度必要になるかの分かれ目になります。

特に、車庫入れが苦手な方にとって、この「小回りの良さ」は神機能に感じるはず。

このように、ルーミーはコンパクトなボディサイズと相まって、日本の住宅街を走るにはまさにジャストサイズと言えますね。

街中での機動力に関しては、間違いなくトップクラスの実力ですよ。

加速を助けるPWRスイッチの効果的な使い方と対策

ハンドルの手元にある「PWR(パワー)モード」スイッチ。

これ、意外と使っていない人が多いんですが、実はかなり重宝しますよ。

それは、このスイッチを押すだけでエンジンの回転数が上がり、アクセルレスポンスが鋭くなるんです。

高速の合流前や、きつい上り坂に差し掛かる手前でオンにするだけで、ルーミー運転しにくいというストレスをかなり軽減できるため、ぜひ積極的に活用してみてください。

また、PWRモードにすると、CVTの制御が変化して低いギア(高い回転数)をキープするようになります。

これにより、アクセルを少し踏むだけで車が前に出るようになるんです。

もちろん、回転数が上がる分エンジン音は賑やかになりますが、ここぞという時の瞬発力を補ってくれます。

そのため、これを知っているだけで、NAモデルの弱点をある程度カバーできますよ。

パワー不足への対策

  • 合流や坂道では早めにPWRモードをONにする
  • 登坂車線がある場所では無理に追い越さずマイペースを守る
  • 荷物はできるだけ必要最小限にして車体を軽く保つ
  • 追い越し時はアクセルを一定のリズムで深く踏み込む
  • タイヤをふらつきに強いミニバン専用品に交換してみる

試乗で確かめるべきハンドル操作とブレーキの感覚

車選びで最も重要なのは試乗です。ルーミーのブレーキは少し踏み込み量が必要な設定に感じることがあります。

また、ハンドルも軽く回せますが、路面からの情報が伝わりにくいと感じる人もいるでしょう。

もっとも、こればかりは個人の感覚(フィーリング)なので、「自分に合うかどうか」を実際に操作して確かめるのが一番です。

レンタカーを1日借りて、普段行くスーパーや高速道路を走ってみるのも賢い方法ですね。

さらに、細かい点を言えば、アクセルを離した際のエンジンブレーキの効き具合や、停止直前のブレーキの抜き加減なども、人によって好みが分かれます。

ルーミーはファミリーカーとして万人に受け入れられるよう「マイルド」な設定になっていますが、それが逆に「頼りない」と感じる原因になることも。

特に、これまで欧州車や走りに定評のあるメーカーの車に乗っていた方は、この操作系のフィールの違いを念入りにチェックしてくださいね。

まとめ:街乗りメインならルーミーは運転しにくい車ではない

結論として、ルーミー運転しにくいという評価は、その人のライフスタイル次第で180度変わります。

遠出や高速移動がメインなら不満が出るかもしれませんが、近所の買い物や子供の送迎、狭い街中での移動が中心なら、これほど使い勝手の良い車は他にありません。

そのため、メリットとデメリットを天秤にかけ、納得のいく車選びを楽しんでくださいね。

気になる点があれば、お近くの販売店で実車を確認することをおすすめします。

そして、「どんな場面で使うことが多いのか」を冷静に見極めることが、失敗しない車選びの鉄則です。

高速道路でのふらつきや坂道でのパワー不足は確かに存在しますが、それを補って余りある「広さ」と「使い勝手」がルーミーにはあります。

そこで、この車を検討している方は、スペックの数値だけでなく、実際に運転席に座って、その視界の良さや操作感を自分の肌で感じてみてください。

そうすれば、あなたにとってルーミーが本当に「運転しにくい」車なのかどうか、答えは自然と出てくるはずですよ。

車買い替え案内人

ライバルのソリオは走りの質で勝りますが、ルーミーには抜群の視界と小回り性能という強みがあります。パワー不足もスイッチ活用で補えるため、用途が街乗り中心なら欠点は許容範囲内。そのため、スペック数値だけでなく、自分の運転スタイルとの相性を見極めるのが大切ですよ。

※本記事の内容は筆者個人の経験に基づくものです。車両の仕様は年式やグレードによって異なりますので、最新の正確な情報は各メーカーの公式サイトやカタログ等で必ずご確認ください。

よかったらシェアしてね!
目次