車買い替え案内人この記事では、ルーミーのエンジンかからない原因は?カチカチ音や修理費用について解説します。
広い室内と使い勝手の良さでファミリー層に絶大な人気を誇るトヨタ・ルーミーですが、急いでいる時に限ってルーミーのエンジンがかからないという事態に陥ると、頭が真っ白になってしまいますよね。
特に、最近の車はプッシュスタート式が標準なので、アナログな鍵と違って「何が起きているのか分かりにくい」のが不安を煽る原因かもしれません。
ブレーキが硬いと感じたり、ハンドルロックが解除できなかったり、あるいはスマートキーの電池交換のサインを見逃していたりと、実は故障ではない原因も多々あります。
また、バッテリー上がりのカチカチ音や、セルモーターがキュルキュル言わない深刻なケースなど、状況は様々です。
そこで、ここでは、これまで数多くの車を乗り継いできた私の経験をもとに、今すぐ試せる復活術から、気になる修理費用の相場まで、どこよりも詳しく丁寧にお伝えしていきますね。
- ブレーキが硬い時の正しい踏み方
- ハンドルロックを確実に解除するコツ
- スマートキー電池切れ時の始動手順
- バッテリー上がりや故障の判断基準
- 修理にかかる費用相場と安く抑える方法


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ルーミーのエンジンかからない時の原因と即効性の高い対処法


エンジンがかからないと「もう修理に出すしかないのか……」と落ち込んでしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください。
ルーミーのような現代の車は、誤操作による事故を防ぐための「安全装置」が非常に細かく設定されているんです。
そして、その安全装置が働いているせいで、ただ「始動の条件」を満たしていないだけというケースが実は大半なんですよ。
そこで、ここでは、特別な道具がなくても今すぐその場で試せる、即効性の高い対処法を5つのポイントに絞って深掘りしていきますね。
これで解決すれば、余計な出費を抑えてすぐにドライブを再開できます。
ブレーキが硬いと感じる時にまず試すべき解決方法
ルーミーユーザーから最も多く聞かれるのが、「ブレーキペダルが岩のように硬くて踏み込めない」というトラブルです。
これ、初めて経験すると「ブレーキが故障した!」とパニックになりますが、実は「真空倍力装置」という仕組みの特性なんです。
通常、エンジンがかかっている時はエンジンの力(負圧)を使ってブレーキを軽く踏めるようにサポートしています。
しかし、エンジン停止中にペダルを何度か踏むと、このサポート用の空気がなくなってしまい、ペダルが物理的に非常に重くなります。
そして、ルーミーは「ブレーキが一定以上踏み込まれた」ことを検知しないと始動スイッチが入らないため、ペダルが硬いとシステムが「ブレーキを読んでいない」と判断してしまうわけです。
ちなみに、解決策は至ってシンプル。「シートに背中をしっかりと預け、足全体の筋力を使ってブレーキペダルを床に踏み抜くくらいの勢いで踏み込む」ことです。
女性や小柄な方だと驚くほどの力が必要な場合もありますが、ペダルが数ミリでも動けば、その瞬間にスタートボタンを押してください。
メーターパネルのインジケーターが緑色に点灯すれば、そのままエンジンは始動します。
また、これは故障ではなく仕様ですので、まずは落ち着いて「力一杯踏む」ことを試してみてください。
一度エンジンがかかれば、サポート機能が復活していつもの軽いブレーキに戻りますから安心してくださいね。
それと、ブレーキが硬いのは単なる「負圧切れ」という現象です。渾身の力で踏み込み、始動許可の緑ランプを点灯させましょう!
ハンドルロックの解除ができずボタンが反応しない時
次に多いのが、ハンドルがガチガチに固定されて動かない「ハンドルロック(ステアリングロック)」の状態です。
これは、盗難防止のための機能ですが、駐車時にタイヤを斜めにしていたり、縁石にタイヤが当たっていたりすると、ロックピンに強いテンションがかかり、電動の解除機能が動かなくなってしまうことがあります。
その結果、ボタンを押しても「ハンドルを回しながらボタンを押してください」というメッセージが出るだけで、エンジンが全くかからない状態になります。
これは、ルーミーに限らず、プッシュスタート車全般でよく起こる「あるある」な現象ですね。
そこで、この場合の解決のコツは、「ハンドルを左右にグイグイと強めに揺らしながら、同時にスタートボタンをポンポンと押す」ことです。
ハンドルには右か左のどちらかに必ずわずかな「遊び」があります。
その遊びがある方向に力を入れながら、ロックピンにかかっている圧力を逃がしてあげるイメージで操作してみてください。
「ウィーン」という電動の作動音とともにロックが外れれば、瞬時にエンジンがかかります。
また、力任せに回し続けるのではなく、振動を与えるように揺らすのが成功の秘訣ですよ。
私も過去に、何度もこの現象に遭遇しましたが、この「揺らしながら押す」というリズムを掴めば、10秒もかからず解決できます。
スマートキーの電池が切れた際の緊急エンジン始動法


スマートキーを車内に持ち込んでいるのに「キーが見つかりません」と表示されたり、ボタンを押しても反応がなかったりする場合、ほぼ間違いなくスマートキーの電池切れです。
ルーミーの電池は「CR2032」という型番のリチウムコイン電池ですが、寿命はだいたい1〜2年。
特に、「電波を遮断するケース」に入れていたり、スマートフォンやPCの近くに置いていると、通信が頻繁に行われて電池の消耗が早まることがあります。
そして、もし外出先で完全に反応がなくなってしまっても、以下の緊急始動手順を知っていれば大丈夫です。
- ブレーキペダルを普段よりも力強く踏み込む
- スマートキーの「トヨタ(またはダイハツ)のエンブレム」がある面を、スタートボタンに直接「コツン」と接触させる
- ボタンから「ピッ」という電子音がしたら、5秒以内にそのままボタンを押し込む
- もし反応がなければ、キーをボタンに接触させたままボタンを押してみる
この方法は、キー内部に搭載された微弱な電波を出すチップを、ボタン側の磁界で読み取らせる仕組みです。
また、電池がゼロの状態でもエンジンをかけることができるので、パニックにならずに試してみてください。
そこで、エンジンがかかったら、その足でコンビニや100円ショップへ向かい、新しいCR2032電池を調達しましょう。
交換自体は、キーの横にあるボタンを押してメカニカルキーを抜き、その隙間にキーの先端を差し込んでテコの原理でパカッと開けるだけなので、自分でも簡単にできますよ。
ちなみに、スマートキーの電池が弱まると、ドアノブに触れてもロックが開かないなどの予兆が出ます。
少しでも「反応が悪いな」と感じたら早めの交換を!
警告灯が表示された際に確認するべき安全機能の仕様
メーターパネルにオレンジ色や赤色の見たことがない警告灯が点灯し、エンジンがかからない場合は、車の自己診断システムが異常を検知して「走らせてはいけない」と判断しています。
ルーミーには「スマートアシスト」などの運転支援システムが搭載されており、センサー類が何らかの理由でエラーを出しているケースがあるんです。
例えば、極端な低温時やフロントガラスの汚れ、あるいはバッテリー電圧が一時的に低下した際にもシステム全体がフリーズしたような状態になることがあります。
そこで、まずは、以下の手順でシステムをリセットするイメージで対応してみましょう。
- 全てのドア(バックドア含む)が完全に閉まっているか確認する
- ボンネットが半ドアになっていないかチェックする
- 一度車から降りて、スマートキーでロックし、1分ほど待ってから再度乗り込む
- ブレーキを深く踏み、ゆっくりとボタンを押す
これだけで、一時的なシステムエラーが解消されてエンジンがかかることがよくあります。
詳しい警告灯の意味については、トヨタ公式の取扱説明書(出典:トヨタ自動車株式会社『ルーミー 取扱説明書』)を確認するのが最も確実ですね。
そして、もし何度試しても特定の警告灯が消えない場合は、無理をせずプロの診断を仰ぐようにしてくださいね。
シフトレバーがPに入っていない等の操作ミスを疑う
「そんな単純なミスはしないよ」と思うかもしれませんが、焦っている時こそやってしまいがちなのがシフトポジションの確認漏れです。
ルーミーは、シフトレバーが「P(パーキング)」または「N(ニュートラル)」以外の位置(DやRなど)にあると、誤発進を防ぐためにスターターモーターへの電流を完全に遮断する仕組みになっています。
特に、急いで帰宅し、ドライブ(D)のままエンジンを切ってしまうと、電源は落ちても次にエンジンをかけようとした時に、ボタンを押しても「電源が入るだけ」でクランキングが始まりません。
また、ブレーキを踏んでいるつもりでも、足元のフロアマットがずれてペダルの下に入り込み、奥まで踏み込めていないというパターンも意外と多いんです。
そのため、一度シフトレバーをガチャガチャと動かして「P」に確実に入れ直し、足元に障害物がないかを確認してから、改めてブレーキを「グッ」と踏んでスタートボタンを押してみてください。
このように、基本に立ち返るだけで、嘘のようにあっさりエンジンがかかることは珍しくありません。
それでもダメな場合は、ブレーキスイッチ自体の故障も考えられますが、まずはこの「基本のチェック」を徹底しましょう。



ルーミーのエンジンがかからない原因の多くは、故障ではなく安全装置の作動によるものです。ブレーキの踏み込み不足やハンドルロックなどは、正しい知識とコツさえあればその場で解決できます。そのため、まずは焦らずに、紹介した5つの項目を順番に試してみましょう。
修理が必要なルーミーのエンジンかからない故障の費用相場


操作系のミスや安全機能の問題をクリアしても、依然としてエンジンがかからない場合は、いよいよ機械的な故障や消耗品の寿命が考えられます。
ルーミーはアイドリングストップ車であるため、バッテリーやセルモーターへの負荷が従来の車よりも大きく設計されていますが、やはり形あるもの。いつかは壊れます。
そこで、ここからは、修理が必要になった場合の代表的な原因と、気になるお財布事情について「愛車家の視点」で詳しく解説していきます。
バッテリー上がりの特徴であるカチカチ音への対処法
スタートボタンを押した瞬間に「カチカチカチ!」という連続した高い音がして、メーターの針が小刻みに震えたり照明が暗くなったりする。
これは100%と言ってもいいほど、バッテリー上がりの典型的な症状です。
この場合、セルモーターを回すための強い電流(電圧)が足りず、スイッチだけが入り切りを繰り返している音なんですね。
特に、ルーミーのアイドリングストップ車は「M-42」という専用バッテリーを積んでいますが、3年を過ぎると一気に性能が落ちることがあります。
| 交換の依頼先 | 費用目安(工賃込) | 特徴とおすすめ度 |
|---|---|---|
| トヨタディーラー | 28,000円〜38,000円 | 高めだが、メモリーバックアップなど作業は完璧 |
| カー用品店 | 18,000円〜28,000円 | 在庫があれば即日対応可能。コスパ重視派に |
| ネット通販(DIY) | 10,000円〜15,000円 | 最も安いが、古いバッテリーの処分が少し面倒 |
※数値はあくまで一般的な目安です。正確な情報は整備工場等へご確認ください。
ちなみに、バッテリーが上がってしまった際の予兆としては、以下のようなものがあります。
- アイドリングストップが最近作動しなくなった
- エンジン始動時の音が「重い」と感じるようになった
- パワーウィンドウの動きが以前より遅くなった
そこで、もし自分で交換する場合は、必ず「M-42」または「M-55」といったアイドリングストップ車対応(ISS対応)のものを選んでください。
安価な普通車用をつけると、数ヶ月でまた「エンジンがかからない」と悲鳴をあげることになりますよ。
セルモーターの寿命でキュルキュル言わない時の修理
バッテリーに問題がない(ライトも明るく点灯する)のに、ボタンを押しても「シーン」としていたり、「カチッ」と1回だけ音がして無反応だったりする場合。
あるいは、「キュル……キュル……」と極端に回りが遅い場合、これはエンジンを始動させる主役、「セルモーター(スターター)」の寿命かもしれません。
ルーミーは、信号待ちのたびにエンジンをかけ直すため、従来の車に比べてセルモーターの動作回数が圧倒的に多いんです。
そのため、走行距離が8万〜10万キロを超えると、内部のブラシが摩耗して通電不良を起こしやすくなります。
そして、修理費用を少しでも安く抑えたいなら、「リビルト品」の利用を整備士さんに提案してみましょう。
リビルト品とは、中古部品を完全に分解して消耗品を新品に替えた再生部品のことで、品質は新品並みなのに価格は半分ほどで済みます。
- 新品交換:50,000円〜80,000円程度(工賃込)
- リビルト品交換:30,000円〜50,000円程度(工賃込)
- 交換時間:ピットが空いていれば1〜2時間程度
また、完全に動かなくなる前に、始動時に「ギャッ」という異音がしたり、回り方に違和感を感じたりしたら、早めにプロに相談するのが賢明な選択ですよ。
路上で立ち往生するストレスを考えれば、予防整備は決して高くありませんから。
ちなみに、セルモーターが故障すると、自力での始動はほぼ不可能です。
無理にボタンを連打すると、元気だったバッテリーまで弱らせてしまうので注意してくださいね。
オルタネーターの発電不足による不具合と交換の目安


「昨日バッテリーを新品にしたばかりなのに、また今朝エンジンがかからない……」という絶望的な状況。
これは、車の中で電気を作る発電機、「オルタネーター」の故障が考えられます。
走行中に電気を作ってバッテリーを充電するはずのオルタネーターが壊れると、バッテリーに残った電気だけで走ることになり、やがて力尽きてエンジンが止まったり、次回の始動ができなくなったりします。
そして、メーターに赤い「バッテリーの警告灯」が点灯したまま走っている場合は、このオルタネーターが死んでいる証拠です。
そこで、オルタネーターの修理(交換)費用は、ルーミーの場合で工賃込み5万円〜9万円ほどが相場です。
これもセルモーター同様、リビルト品を使うことで安く抑えることが可能です。
ただ、ここまで高額な修理になると、「いっそのこと最新の車に買い替えた方がいいかな?」と考えるきっかけにもなりますよね。
私も経験がありますが、10万キロを超えてオルタネーターやセルモーターが次々と壊れ始めると、維持費がかさんでくるものです。
そのため、修理の見積もりを取るのと同時に、一度自分の車が今いくらで売れるのか、下取り査定に出してみるのも賢い「車愛好家」の立ち回りと言えるかもしれませんね。
ロードサービスを無料で賢く利用する具体的な手順
さて、「どれを試してもエンジンがかからない」「自分ではもうお手上げだ」という時は、無理をせずプロの助けを借りましょう。
ここで一番おすすめしたいのが、「任意保険のロードサービス」です。
多くの方が、「JAFに入っていないから高いレッカー代を払わないと……」と不安になりますが、実はあなたが今加入している自動車保険には、高い確率で無料のロードサービスが付帯しています。
もっとも、保証内容でロードサービスの有無を選択できる任意保険もありますが、大抵の場合には付帯していると思います。
そして、このロードサービスを使わない手はありませんよ。
また、保険のロードサービスを利用しても、翌年の保険料(等級)は一切上がりません。
事故ではないので、ノーカウントとして扱われるのです。
ちなみに、手順は以下の通りです。
- 保険会社の緊急連絡先(証券やアプリ、車内に貼られたステッカーなど)に電話する
- 今の場所と「エンジンがかからない」「カチカチ音がする」などの状況を伝える
- 30分〜1時間ほどで到着する隊員を待つ
現場でバッテリー上がりなら「ジャンプスタート(応急始動)」を無料で行ってくれますし、万が一故障で動かない場合でも、指定の距離内(たいてい100km前後)なら無料で修理工場までレッカーしてくれます。
それと、自分で怪しい業者をネット検索して呼ぶと、数万円の不当な請求をされるトラブルも増えているので、必ず保険会社経由で依頼するようにしてくださいね。
まとめ:ルーミーのエンジンかからない不安を解消するために
ここまで読んでいただき、今の状況に当てはまる原因は見つかったでしょうか?
ルーミーのエンジンがかからないトラブルは、その多くが知識さえあれば解決できるものです。
そこで、最後にこの記事でご紹介した重要なポイントを振り返っておきましょう。
- ブレーキが硬いときは「シートを蹴る勢い」で深く踏み込んで始動する
- ハンドルロックは「左右に揺らしながら」ボタンを押し、テンションを逃がす
- スマートキーの電池切れは「エンブレムをボタンに接触」させて解決する
- バッテリー上がりなら「カチカチ音」が目安。ISS専用品での交換を検討
- 自力で解決できないなら、保険の「無料ロードサービス」を迷わず呼ぶ
私自身、何度も車のトラブルに見舞われてきましたが、正しい知識を持っていれば無駄な出費やパニックを最小限に抑えることができます。
また、もし修理代が10万円を超えるような深刻な故障であれば、それは「新しい車への買い替え時」という愛車からのメッセージかもしれません。
その時は、修理せずに今の価値を査定してみるのも一つの選択肢ですよ。
もちろん、まずは今日ご紹介した方法でエンジンがかかることを心から祈っています。
それと、車のトラブルは、日頃のちょっとしたメンテナンスで防げるものがほとんどなんです。
そのため、車検だけでなく、半年に一度の点検を受けるだけでも安心感が違いますよ。



操作にミスがない場合、バッテリー上がりやパーツの寿命が疑われます。また、ルーミーは電気負荷が重いため、適切な部品選びが不可欠。高額な修理代を払う前に、まずは任意保険の無料ロードサービスを賢く利用して、今のトラブルを今すぐ冷静に解決しましょうね。
※正確な故障診断については、必ずお近くのトヨタディーラーや信頼できる整備士さんにご相談くださいね。

